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こいつには敵わない 3
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脈打つ斎のものは大きくて、生き物みたいだ。
何だか恐ろしさを感じるものの、これがいつも自分の中に入っているのか、と考えてしまい、不本意にも身体に熱が灯る。
斎が頭を撫でるのが気持ちよくて、おかしな気持ちになってくる。
散々、茎を舐めたあと、先端を喰むと力強く茎が跳ねた。
その反応に気をよくすると、咥えたまま先端の裏側をちろちろと舐める。
「…っ…凪………」
斎の欲情にまみれた声で名前を呼ばれて、下腹に重く響いた。
舐められていたときと同様、今度は直接的なところは触られていないのに腹の奥がじわじわと疼いている。
その痺れは忽ち身体を蝕んで、頭から爪先まで熱に浮かされていく。
触って欲しいけど、触れていたい。
おかしな感情に凪は戸惑っていた。
それでも満たされない欲に、大胆にも奥まで咥えると斎が甘い呻きを上げる。
斎の声がもっと聞きたくて、早く触れて欲しくて、斎の屹立に舌を絡ませ抽挿を早めた。
「…は、…こっちを見ろ……」
言われたとおりに熱に染まった瞳を上げると、斎のものが一際大きく跳ね、口の中に熱い体液が弾けた。
「んんっ…!」
出続けているにも関わらず、口の中から引き抜かれると、頬に自分の唾液と斎の精液が混じった陰茎で撫で付けるように顔にも掛けられた。
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