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今日も澪桜を連れて気ままに1日を過ごしている。
あれ以来、あの人気者くんと直接会うことは無い。
それにしてもここは平和だ。
所詮皆、親の権力に縋り付き金を過信し、決められた将来への不安もそこそこに、毎日を適当に過ごしている。
それだからこそ刺激を求め、イジメや無意味な階級制度を創り出す。
男しかいない空間で溜め込んだ欲を吐き出すため、生徒同士、セックスなんか日常茶飯事だ。
まぁ、こんな呑気なことを言っていられるのも、僕自身が上の階級にいるからなのかもしれない。
「なに深刻な顔して悩んでんだよ。」
「お前は悩みがなさそうでいいな。」
「お前のせいでいつも悩みだらけだわ。」
「悪かったな。…なぁ、それよりそろそろ暇になってきてないか?アイツを呼べ。今日は居るはずだ、気配がする。そうだな、…仲良く遊ぼうか。とでも言ってくれ。」
「ハイハイ、お坊ちゃま。」
「その言い方はやめろ。」
今夜は楽しくなりそうだな。
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