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……いかん狙われている!
きっと僕はこの人に狙われているんだ!
ああ、どうしよう。今日は初の出勤日なのに、僕は乱れたスーツ姿で周りに挨拶するしかないのか。しかもタイムカードを押す事を忘れて、僕は出会ったばかりのこの人と、ふらちでふしだらな果実をエレベーターの中で貪るんだ。
僕は絶望的なビジョンを前にさらに妄想が加速して行った。8階のボタンを押したにも関わらず、その体感時間は永遠の長さにひとしかった。横目でチラッと後ろを何気に確認したが、やはりこっちをジッと見ていた。その瞳は獲物を捉える鷹の様な鋭い瞳だった。
ああ、まさか出版社のエレベーターの中で怪しい男に襲われる運命になるとは……!
これが童顔男子に生まれてきた運命だろうか?きっとこの人の目には、僕は女受けに見えているんだろうな。いや、きっと僕はすでに女になっているハズだ。さしずめ僕は淫乱誘い受けビッチの小悪魔になっているんだろうな……。
その瞬間、哀愁が漂った顔で悲観すると自分が受け確定の結末の未来に悲観したのだった。
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