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ああ、どうしよう…――。この場合、取りあえず自分の気持ちを落ち着かそう。そしてタイミングを計って別の階のボタンを押せばいいんだ……!
僕はこの状況を打破すべく、別の階のボタンを押そうと思いついた。だけど逆に相手に怪しまれないだろか? 8階のボタンを押したにも関わらず別の階のボタンを押すなんて、逆に怪しまれないだろか? 何で別の階のボタンを押すんだって、怪しまれないだろか?
いや、逆に相手に失礼じゃないだろか? 寧ろそれに気づいた相手が逆上して襲いに来るんじゃないのか?
えっ、どうしよう? いかん落ち着け……!
そっ、そうだ! 相手に気づかれずにボタンをそーっと押せばいいんだ!
よっ、よし……! それで行こう……!
僕はそこで意を決して行動に出た。相手に背中を向けた姿勢から、今度は逆に姿勢をかえて前を見ると背中でボタンの位置を隠したのだった。
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