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狂者(編集しました・2)
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食堂にて
食堂に到着すればそれぞれ食事を手にして出雲と空と太陽を見つけて椅子に腰を下ろす。出雲はいつも通り黙りとしていて空は「もう3人ともホント遅いよ?」と言って顔を少し斜めにして傾げる。
太陽はニコニコ笑顔で「まぁ来たんだから大目に見てあげよう」という。風馬はため息を吐いて「これでも急いで来たんだ、空、テメェは女みてぇに拗ねてんじゃねぇよ」と軽くトゲがある言葉を放ってば空はむくれる。出雲「どうでも良いけどまた優が何か言っただろ...」とボソっとぼやく程度の声の小ささで呟けば優は少し戸惑いつつ「別に違う」と返す
夜は戸惑ってる優を見ては優しい表情のまま「優が困ってるだろう?反省してるだしその話しは寄せ。飯を食べよう」と言う
優「...あぁ、そうだな、夜の言う通りだ。食べようぜ」と言って静かに笑って誤魔化す。
ーーー反省?俺は悪い事なんてしてねぇだろう...ーーー
太陽「へぇ...そーだねー」
優「っ!?な、た、太陽!あぶねぇだろう!」
バキッとフォークが思いきりテーブルに叩き刺さる勢いの波動で折れる。テーブルに目掛けたモノではなく優の手の甲に突き刺そうと目掛けたが優は直ぐ様に反応しては手を引いた為、刺さる事はなく助かりジッと太陽の顔を軽く睨み付けては言葉を放つ。
太陽「だって。優さ...反省してなさそうな雰囲気だったからね」
優「あ?反省....」
夜「そうなのか?優...」
太陽の言葉に優しい表情をしてた夜の顔が段々と険しくなっていき声色も低めになっていく。風馬も冷たい目をして出雲も空も冷たい目をして優を見る。
風馬「優...いい加減にしろ」
優「いい加減にって...」
風馬「あんな奴がサンドバックになって当然なのになんでそれが分からねぇんだ??あんなゴミ以下の奴に罰を与えるのは当然だろう」
優「っ.....」
風馬の言葉に優は黙り込み視線を逸らせば出雲が言葉を紡ぐ
出雲「理解してない優には少し教育が必要みたいだな..」
優「ふざけんな、なんで教育されなきゃいけねぇんだよ」
ーーー“理解してる”なんて言いたくない。コイツ等がやってる事はおかしいーーー
口籠ってれば出雲はフッと笑い夜、風馬、空、太陽が椅子から降り風馬が優の手首を掴み引く。
風馬「優...行くぞ」
優「っ....」
反論も抵抗も出来ない。
ーーーいつから歯車が狂った。昔はあんなに優しくて温かい日々を送って楽しかったのに...ーーー
歪んだ愛と執着心が強ければ強いほど人を狂わせる
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