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風馬視点
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優とは幼稚園の頃からの幼馴染み。
優に好意を寄せたのは小学校3年の頃だった。
自分の気持ちにそう気がついたのは中1の時に女子に告白されてからだったのがきっかけだった
女子「風馬くんの事がずっと前から好きでした...」
女にいきなり告白されれば大抵の男は喜ぶだろうし、はしゃいだりするだろうが
俺はそんな気持ちは持ってない。
むしろ有りがたく迷惑しか無い。
答えは出てる、俺の中で優の存在が大きい事にいま気がついたからだ。
考えれば俺は無意識に小3の頃から優の事を見ていたなっと気が付いた。女子は昔から生理的に苦手だった為か、すぐに優の事を恋愛対象として好きだと言う気持ちを否定せずに認めた
だから目の前にいる赤の他人で嫌いな女子が俺の何を見て好きになったのか理解が出来ずジッと俺の顔を熱い視線で見つめて返事を待ってる事が本当に不愉快だった。
ーーーーーチッ..両親に迷惑かけたく無いから素を出さずに普通らしさを演じてたらこれか...取り合えず俺はコイツに親切した覚えがないがな...ーーーーー
あくまで風馬は表情を笑顔にさせながら唇を静かに動かす。
風馬「……あのさ君は俺の何処が好きなの??」
女子「えっ、えっと...優しいところ、です。気づいたら目で風馬君を追っていて...」
女子は顔を赤らめながら気恥ずかしそうに言葉を呟く。風馬は内心舌打ちする
ーーー.何も知らないくせに良くそんな気持ちになれるな..ーーー
風馬「......。そっか、けど俺は別に優しくもないよ」
女子「えっ、なに言ってるの...風馬君は優しいよ」
風馬「.....」
優しい優しいと言う目の前の女子に眉間に皺を寄せ付けては不意に苛立ちが強く募らせてしまい舌打ちする。
女子「ふ、風馬君....?」
風馬「何も知らないくせに優しい優しいってうるせぇな...…一目惚れか何か知らねぇが不愉快だ」
風馬はこのやり取りが飽きては作り笑いはせずに目付きを吊り上げ不機嫌そうな表情を浮かべながら続けて言葉を放ってば女子の目尻からは涙が溢れてきたのが分かった。
ーーーホント、声が高いし頭に響いて苛々する...ーーー
女子「わ、私は風馬君の事が...好きなのに、なんでそんな、言い方...」
風馬「お前が俺に興味があっても俺はお前に興味ねぇな。それにハッキリ言うが俺は女が嫌いだ。2度と俺の視界に入ってくるじゃねぇ」
そう言ってはこの場から立ち去る風馬。後ろであの女が地べたに膝をついて泣いてる。本当ウザイ...。歩いていく中、優が見えた。まぁ色んな意味で先の女には感謝だな...俺は優が好きな事に気が付いたから。
それで学生を卒業してギルドをやめ今現在の軍隊のボスに俺達は出会った。学校と違って何より優が自分の近くにいられる。
今が一番幸せだ
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