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主な登場人物紹介
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(すみません、細かくまとめております。長いので、気が向きましたら読んでみて下さい……)
【関西竜童会】
言わずと知れた全国最大のヤクザ組織。
組員2万以上、竜童会が動くと国が揺れると言われる程、警察関係、検察、政府、報道関係が警戒を強める。嵩原が組長になって、瞬く間に現在の規模にまで拡大した。男気溢れ、仁義、礼を重んじる、嵩原色濃い組織。
*嵩原大和(17)
竜童会若頭。15歳で刺青を入れ、父嵩原の反対を押し切って、父親の立つ天辺を目指す。
そして、その父親の命令で関東制覇を目指し、右腕高橋と自ら抱える竜童会武闘派集団を引き連れ、関東に乗り込む。
大事な仲間を関東一の喜多見組に殺され、見事仇を討つ。名実共に、関東に竜童会の力を見せつけた。
亡き母、父嵩原の美男美女の遺伝子を引き継ぐ、イマドキなイケメン。
恋人だった颯と別れ、父親との禁断の恋を貫く事を選んだ。
*嵩原竜也(36)
竜童会組長。最短最年少で組長まで駆け上った、ヤクザ社会のカリスマ。男が惚れる男前な容姿と、組や組員の為なら怯まず前にも立つ姿が、多くの者を惹き付ける、愛される男。
各界に根強いファンを持ち、嵩原会いたさにスポンサーが後を絶たない。でも、普段は気さくで周りを振り回す、ちょっと天然な自由人。
19で大和の親となり、早くに妻を亡くしてからは、大和を誰よりも愛し、一人で育てていく。ただ、いつからかそれが禁断の恋へと変わる。
大和と両想い後は、より愛が溢れてる。
*高橋龍生(34)
竜童会若頭補佐。若かれし頃、悪徳高利貸に騙され、多額の借金の為に飼われていた。夜の相手から人殺しまでさせられていた所を、駆け出しだった嵩原に救われる。後にも先にも、嵩原がそこまでしたのは高橋のみ。それから十数年、嵩原の最高の右腕となり、家事から家業まで、嵩原家の全てを完璧に支える男。
二年前、刺青を彫り、嵩原の怒りに屈しなかった大和に惚れ込み、自ら大和の右腕になる事を選んだ。
多くの反感を買ったが、大和を僅か二年で若頭にさせた実力は、嵩原に次ぐ。冷静沈着、端正な男前。
*錦戸一樹〈いつき〉(29)
竜童会幹部。嵩原の右腕。十年前、大切な兄を薬絡みのトラブルで殺され、それに関わったヤクザ達に迫り、返り討ちに遇っていたのを、通りかかった嵩原に救われる。
嵩原は、亡き兄の憧れの男。その偶然に涙し、錦戸は嵩原へ忠誠を誓う。
高橋が右腕を退いた後、苦労を重ねながらも嵩原を支え抜く。今では、辛口な事も言い、嵩原の管理を一手にしている。
生意気そうで、嵩原を敬愛する。クールな男。
*山代将士(27)
竜童会傘下山代組二代目組長。元菱川組傘下。竜童会唯一の関東勢。大和がその素質を気に入り、竜童会へ菱川組ごと引っ張った。
昔から心臓が弱く、日本では治らなかった。それを大和が海へ頼み込み、ドイツの名医を探し出し、完治する。
大事な右腕若頭の佐々木を、喜多見組との抗争で無惨にも失った。
ヤクザらしからぬ上品さと、風貌。そして、頭が良く、判断力に優れた才を持つ。結ばれないと知りつつも、一途に大和を愛している。
*花崎一成〈かずなり〉(25)
竜童会若手実力トップクラス。両親の顔を知らず、孤児院で育つ。何もない毎日が、ヤクザにヤられた青年を助ける嵩原を見て、人生が変わる。後にその青年が錦戸だったと知るが、嵩原へ直談判に行き、竜童会へ入れてもらう。
ずっと嵩原に付いていたが、嵩原の命で大和の下に付き、高橋と同居し、改めて教育を受けている。
唯一、大和を『大和』と呼び捨てに出来、タメ口を叩ける存在。嵩原を崇拝していた心に、新たな恋の予感が………………?
*伊勢谷シュウ(26)
竜童会元嵩原専属密偵。まだ十代の頃、借金と共に親に捨てられ、身売りされそうだったのを、偶々出会した嵩原と高橋に助けられる。
十代と言う歳を気遣い、嵩原は高橋に生活を任せ、その後密偵になるよう高橋によって育て上げられる。実力は、密偵No.1。
嵩原を敬愛し、高橋へ想いを寄せる。
ハーフのような美しい容姿に、少し控えめで品がある。嵩原に関東に呼ばれてからは、大和の下に付き、大和を警護する。
【関西白洲会】
竜童会に次ぐ、全国2位を誇る組織。
その規模、竜童会の約半分。
組員数約一万超え。
竜童会に比べると、やや手荒な連中が目立つ。
*上地丈一郎(39)
白洲会組長。またの名を、冷酷上地。嵩原に並ぶヤクザ社会の大物である。ただ、その印象は嵩原とは全く違う。厳しく冷酷で、自分の組員に対しても隙は許されない。組の為に嫁を持ち、情など他人に対して表に出さない人。
しかし、十年前錦戸の兄祐に会い、その死に関わった事で、罪の意識を胸に片山を厳しくも育て上げる事に力を注いできた。
二十二年前、嵩原を見てから、ずっと嵩原だけを愛している。そして、敵対してはいるが、嵩原だけには何だかんだと言って優しい。
*片山慶次(30)
白洲会。次期組長とまで言われる、今ヤクザ社会の若手で最も実力がある男。その力は、嵩原や上地も認める。幹部になる事を嫌い、自分の姿勢を崩さず、流されない人。
ライバルでありながら、大和の良き理解者。
亡き親友錦戸祐へずっと想いを寄せていた。祐が殺されてからは、片山の十年は復讐だけの十年だった。最近になって、上地に真実を聞き、ようやく打ち解ける。
颯と出会ってからは、颯を愛し、やっと新しい恋に目覚める。クールで大人で、オシャレな美男子。
《サブキャラ》
*真木薫(25)
白洲会片山付き。片山に憧れ、白洲会へ入った、生粋の片山ファン。
上地に鍛えられた片山に付いているだけあり、片山からは多くを学ぶ。片山への愛は、日に日に度を超えている。EX○LE風のしっかり者のイケメン。
*宇佐見涼太(24)
白洲会片山付き。真木と同じく、片山の生粋のファン。真木と常にコンビで、いつも片山にくっついている。ちょっと天然で、真木によくフォローされる。片山への愛は、真木にも負けない。
ジャ○ーズ風の可愛らしいキャラ。
【堅気の仲間】
*神崎颯(17)
世界的財閥神崎グループの御曹司。両親はグループの事しか頭になく、幼い時から従兄弟の海しか家族はいなかった。
全て金で守られ、グループの名に近付いてくる人間に嫌悪感を抱く。ただ、その代わり本当に信頼した相手には、心を完全に許す純粋な子。
大和に出会い、大和と恋に堕ち、人生が変わる。
でも、大和を支えようと強くなろうとしていた時、大和と嵩原の恋を知り、自ら身を引く決意をした。
大和曰く、最高の美人。
*神崎海(17)
神崎グループ筆頭となる跡継ぎ。IQ180の天才で、既に飛び級で大学院へ上がる。
グループの事業も手伝わされており、早くも頭角を出している。世界へも顔が利き、その権力は底が知れぬ存在。しかし、基本的に冷徹で、颯以外に興味はなく、無駄な動きはしない。
でも、大和が困った時は、然り気無く手を貸してやる。大和に出会った事で、少しずつ意識にも変化をもたらす。
颯の従兄弟であるだけに、かなりの美形。ただ、本人は全く自分の容姿に関心はない。
*安道京之介(36)
嵩原の無二の心友。小学生の時から一緒。中学では、嵩原と共に名を馳せた、手のつけられない不良だった。嵩原が極道へ入ってからは、大和が赤ちゃんの時から世話をし、忙しい嵩原の力になってきた。それは、今でも変わらない。
また、竜童会一のスポンサーであり、嵩原を誰よりも陰ながら助ける人。そして、ヤクザにも怯まない本物の強者。
その職業、家柄は不明。でも、あらゆる所へ顔が利き、竜童会のスポンサーになるだけの莫大な資産を持つらしい。明るい栗色に緩いパーマの、若々しいイケメン。嵩原を………?(恋愛男子+#74『数十億の男』で初登場)。
※その他の人物は、その都度なるべくわかるように描きます。
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