アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
-
一緒に住むって………え。
「そんな、高、千秋さんに迷惑になるので……」
朝起きてから、夜寝るまで千秋さんが近くにいるって緊張しすぎて、休まる日がないよ…。
「迷惑なことないよ。俺は碧と一緒に住みたいなー」
千秋さんは隣にいた俺の方に体ごと向けて、真剣な表情で言った。
ヘーゼル色の瞳に吸い込まれそうなぐらい見詰められている。
「……あの…俺実家に住んでて、親が何て言うか……」
俺は目線を逸らしながら言った。
成人した男とはいえ、自分の子が同じ職場の人と一緒に住むなんて、親が何て言うか分からない。
「じゃあ今日、俺が親御さんに挨拶しに行こう」
「……えっ?」
「碧の家に行く準備しないと」
「ほんとに行くんですか?」
慌てて出掛ける準備を始めた千秋さん。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
41 / 276