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荷物を詰めたボストンバックを持って、リビングに行くと、千秋さんと母さんは意気投合していた。
母さんは名残惜しそうに千秋さんに別れの挨拶をしていたけど、普通、息子にするんじゃないだろうか。
「何だかんだ上手くいってよかったね」
車の中。
ほっとしたように言った千秋さん。
あんな強引な感じだったけど、許可した母さんは完全に千秋さんのお顔に惚れたからだろう。
顔がいい人は得するっていうのはほんとらしい。
「よし。このままデートしよう」
「……デート、ですか?」
「うん。一緒に住むにあたって必要なものとか買おう」
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