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僕と僕の執事達
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『お坊ちゃま。そのお行儀は武道の道を通る者としてお恥ずかしいです。』
そう言ってきたのは
口元は笑っているのに
目元がまったく笑っていない僕の執事
『ラヴィ、厳しすぎますよぅ♡
もう少しお坊ちゃまには優しく致しましょ♡』
この僕の隣で身体をくっつけて
猫なで声を出しているこいつは
本当に僕のメイドなのだろうか。
『リィヤの言う通りだぞ。
ってか今日は女の訪問客はいないのか。
このキル様の甘い手を味わえないとは
悲しい奴らだ』
こいつも僕の執事
こいつの頭の中は僕の事じゃなくて
きっと女のことしか考えていないのだろう。
『いやね!!
私と言う可愛いレディがいるじゃない…』
リィヤ、お前自分で言うか?
『お前は女じゃねぇだろ。
女の格好してるだけで』
口角が上がってるのを隠しきれてないが、
その通りだキル。
『し、失礼ね!!
レディに向かって本当に失礼よ!!!』
失礼連発してるな。
余程失礼なのか。
『さぁ、もうこんなお時間です。
今日のお稽古を致しましょう。
ルサ様 』
『そうだな、ラビィ。』
『それでは……………参ろうか。』
これは僕、サガナ・ルサと3人のお供のお話
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