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現在の授業、L.H.R.。やってることは文化祭の出し物決め。
そして、黒板には赤色で決定の文字。その文字が指しているのは…
「嘘だろ…?」
『男女逆転で模擬店』…だ。開いた口が塞がらない。
しかも全員どんな理由があってもするらしいから怪我人だからって理由は通用しない。
女子はいいかもしれない。けど、問題は男子だ。誰が女装何てものを見たがる?
嗚呼、俺の女装は見たそうな奴が1人居た。
けど、喜ぶとしたら涼だけだろ?考え直そうぜ…?
…と、言いたいところだが何故か一部の男子は乗る気である。それどころか俺みたく頭を抱えてる男子の方が少ない。意味わかんねぇ。頭おかしい。
…いや、もうここは劇にならなかったことを喜ぶべきかもしれない。もし劇だったら公開処刑だった。
ーブブブ…ー
「…っ?」
ポケットに入れてた携帯が急に震え出した。やべ、サイレントにしてなかった。今がロングで助かった。
周りに気づかれないように通知を確認するとどうやらメールだったらしく差出人は涼。…いやお前何やってんの?
『昴流の女装楽しみにしてる。希望としてはロングスカートかな。昴流の白くて綺麗な足を見せたくない。嗚呼、ウィッグを被ってロングにすんのも良い。髪が長かった頃のお前超可愛かったから写真じゃなくて生で見た
ーブチッー
永遠と続きそうなので、携帯の電源をそこで切った。
仮にも教師が授業中になんてものを打ってるんだ。しかもちょっと…いや、かなり変態臭いぞ。
「はあ…」
文化祭、やっぱサボろうかな。
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