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ーすぐに止めたのは"これ"のせいかよ…っー
料理を再開してから10分もせずに、涼に触られたソコが疼き出した。
奥の方がむず痒くて、次第にナカを掻き回して欲しいと言う願望がはっきりとしたものになっていく。料理をするどころではなくなって、俺は包丁をおいてギリ、と歯をくいしばった。
使われたローションが媚薬入りの可能性を頭にいれてなかった。
きっと今ごろ涼はほくそ笑んでいるに違いない。
「はぁ、ん…っ」
熱の籠った吐息が俺の口から漏れる。
奥に欲しくて仕方がない。その欲望が他のところはなにもされてないのに媚薬を飲んでしまったかのように体を熱くさせていく。
駄目だと思っても、体は言うことを聞いてはくれなくて疼きは強くなっていくばかりだ。
…我慢、出来ない。
「りょお…」
「…ん?何?」
「やりた、い…っ」
欲に負け、ソファで本を読んでいた涼に抱きついた。
「くく…晩飯作りたいって言ったのお前だろ?それなのに欲情しちゃって…」
「お前がぁ…っび、やく…っっ」
する、と俺の尻を撫でながら涼がクツクツと笑う。計算通り、そんなことを心の中では思っているのだろうか。
「媚薬?…嗚呼、ローション?酷いなあ、俺はただ最近してなかったからと思って使ったのに…」
「…っ」
「それに、俺が使ったのそこまで強くなかったんだけどなぁ…。おかしいな?昴流」
「ひゃぁんっ?!」
「お前のここ、もうこんなのになってる」
ーヤラシイ子ー
「~~っっ」
俺のを服越しに掴んでクスリと笑うと耳元で囁いたそれに、腹の辺りがきゅんっ、とした。
「ふふっ、ビクってした」
「んんっ、ぁ…」
「嗚呼…、蕩けた顔して…。本当に薬飲ませたみてぇだな」
顎に手を添えて、涼と目が合うように顔を上げさせる。
目を細め、小さく口元に弧を描かせる涼。
まるで今の自分を舐め回すように見つめられているようで、その視線にすらゾクゾクとした。
「りょぉ…、も、おれぇ…っ」
「ククッ…厭らしい事で頭が一杯な顔してる。そんなにシたいの?」
「…っぁ…」
尻を撫でられ、期待で体が震える。
俺はコクコクと小さく頷いて、涼の首に顔を埋めて、ちゅう、と吸い付いた。
「…っくく…、可愛い誘い方。良いよ、晩飯食べたら朝まで可愛がってあげる」
「ぇ…?」
「だって、晩飯作りたいんだろ?」
「…っ」
意地悪な顔。
俺がこんなに言葉で、仕草でしたいと涼に訴えかけても俺が晩飯を作りたいと言ったのをちゃんと聞いて守ってますよって態度をやめようとはしない。
こう言うときは、涼が「お強請りしてみろよ」って言うか、俺が自分から何も言われずとも強請らないと先には進まない。
…恐らく今回は後者で、こうなることも想像していた通りなのだろう。
俺は見事涼の手のひらで踊らされていた、と言うわけだ。
それが分かっていても俺は涼に抗おうとしないのだから、どうかしている。
心の中で自嘲すると、俺は穿いていたズボンに指をひっかけた。
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