アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
、
-
「媚薬様様だな」
「…?なんて…?」
「んー、媚薬無しでもここで感じれるようになろうねってこと」
涼がボソボソ、と呟いたため聞き取りにくくて聞き返すと、にっこりとしてそう答えた。
ここで、が指してるのは手首しかない。今は強い媚薬のお陰もあって感じてるようなもので、実際飲まずに触られたらどうなるかは分からない。…が、感じれなくともいつかは他の箇所が開発されていったように、ここも性感帯の1つになるのだろう。
「まあ、昴流はドマゾちゃんだから先に縛られんのに興奮するようになりそうだけど、どっちも可愛いから有りだな」
「んゃ…っあっ」
かぷ、と手首を噛むとそこを強く吸う。
涼が唇をそこから離すとくっきりと赤くなっていた。
「手首にキスマークってえろいな。ふふ…、もー全身につけちゃいたい…」
「ひぅ…っあぁ…」
そして、また1つ、また1つと手首から肩へと花びらを散りばめていく。
涼の顔が腕から離れたときには俺の腕は至るところにそれがあった。
腕すらも俺のものだという強い独占欲の現れのように俺には見えて嬉しい。
「いっぱ、い…ほし…っぁ…、りょーのあと、ほしい…っ」
人に見られるから嫌、とかそう言うのは無かった。
全身に付けたいなら付けて欲しい。俺の体を涼の、って印で一杯にして欲しい。
だって、付けられる量が多ければ多いほど涼に愛されてるんだと、涼の独占欲は自分だけのものなのだと実感できるから。
「昴流恥ずかしがり屋さんなのに?見られるかもしれないのに嫌じゃないの?」
「なんで…?」
嫌ではないと言ったが、そりゃあ見られるのは恥ずかしい。けど、それとこれは別だ。
現に俺は付けられるのが嬉しくて堪らない。もっと涼の独占欲を俺にぶつけて欲しい。
涼の独占欲を"独占したい"。
…もしかしたら俺は涼以上に独占欲が強いのかもしれない。
「この子やだ…。俺をどうしたいの…」
「…?ひゃ…?!」
「そんな可愛いこと言われたら俺本当に付けちゃうよ?」
鎖骨に吸い付いてそこにも痕を付ける。それから首に胸板に、腹に。どんどん俺の肌が花びらで埋め尽くされていく。
「ぁ…ひぅ…っふぁぁん…ッあっ」
「ん…、可愛い。キスだけでイけるんじゃない?」
きつく吸われる度ピクンッ、と体が跳ね、俺のからはカウパー液が溢れる。
キスマークをつけられてるだけなのに、本当にイってしまいそうな位に気持ちいい。
「昴流、ここにも付ける?」
「ひゃぁ…っ?!ぁ、ふ…っ?」
涼の手が下に落ちていき、俺のソレを撫でる。
…ここにもつけるの?
それはちょっと怖い…。痛そう…。
「冗談。…ん」
「ひぁ…っ、あぅっ」
ソレ自体は避け根本にちゅう、とリップ音をならして吸い付いた。
「普段は下着で隠れてるところにつけるのってなんかやらしいな…」
「…ふにゃ…っ?!あっ、んぁぅ…」
足を掴むと、足の付け根にもキスを落としていく。俺の周りを赤く染めると満足したのかうっとりとした表情を浮かべ、自分がキスをしたところを指先でなぞった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
348 / 1113