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どうしたものか。手は使え無いから誘導作戦は出来ない。
口で説明するにしても前、こそあど言葉は使うなと言われたこともあったから、今回もそのパターンかもしれない。
恥ずかしかったからあまり言いたくないんだけどな…。けど、そうじゃないと言い直しを食らうかもしれないし、言わなければ涼の事だ。放置しかねない。
そうなるくらいなら…、我慢して言う方がましかもしれない。
「昴流、言えないなら俺が台詞考えてあげよっか?」
「えっ」
「ふふ、どうしよっかなあ…」
楽しそうに、俺に言わせる台詞を考えだした涼。涼が考える台詞が嫌な予感しかしなかったのもあるが、涼に言われたのをリピートするより、自分で考えて言った方が良い。
だから「自分で言う」と言ったのに、涼に「遠慮しなくてもいいよ?」と笑って返された。
涼はドが100個くらい付くSだと思った。
「…うん、恥ずかしがり屋な昴流の為に簡単なのにしてあげるね。ーー…」
「…ぇ、な…っ?!」
「言えなかったらオアズケな」
俺の耳元で言われたそれに、かああ、と顔に熱が集まったいく。何処が簡単なんだよ、って言いたいくらいの内容だ。嫌な予感が当たってしまった。自分から言った方がやっぱり良かったんだ。悩んでた俺の馬鹿。
しかも言えなかったらお預けと来たものだ。
自分だって我慢できないって言った癖に…。
正直、言いたくない台詞だ。だけど、媚薬によって溶けきった体は素直で、恥ずかしさよりも『お預け』の方が堪えられなくて、そう言えば最後までしてもらえる、って期待にも近いものが殆ど無くなっていた理性に勝って、俺はゆっくりと口を開いた。
「おれ…の、えっちなおしりに涼のちょーだい…っ、いっぱい、りょおので気持ちいい所突いて…、あ、う…ィ、かせて、ほしい…っ」
「…」
頑張っていったのに、それを言わせた本人は無言と来た。…不安になるからやめて欲しい。俺気持ち悪かった…?
「……破壊力やばいな」
「…あう…っ?」
「もっと恥ずかしい言葉言わせまくりたいけど、今度にしよ。ちょっと俺が限界」
俺を起き上がらせて、涼と向き合うように膝の上に座らせると、自身の指を口に含んで唾液を絡ませ、それを俺の蕾に挿入した。
「あっ、あアッ、ァァん…っ」
「…ナカトロットロ…、焦らしすぎた?」
「やぁ、も…っ、んっふぁぁン…ッ!」
こりこりと、涼の指が前立腺を刺激する。
それだけで、気持ちよすぎてビクビクと体が跳ね、ソレの先端から白いものが溢れた。
「は…、昴流イったの?」
「んっ、あっぁ…、いったぁ…っあっ」
イった快感が強すぎて、頭が真っ白になって何も考えられなくなる。
痙攣する体を涼に預け、その余韻に浸っていると、涼の喉が鳴る音が聞こえた。
「…えろすぎお前」
「っひぁぁ…」
「あんま慣らしてないけど挿れて良い?」
カチャカチャ、とベルトを外す音が聞こえ、余裕の無い声とその音で、期待を膨らませる俺のソコ。
挿れて。涼の欲しい。早く、早く。
そう言うように、涼の指が抜けたソコがヒクヒクと収縮する。
イって理性が戻るどころか、もうそんなもの欠片も残ってはいなかった。
「いれて…っりょ、の…っ、あついの奥にいっぱいほしい…っ」
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