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ー痛く、なってきた…ー
夕食を作っている時、下着が食い込んで擦れる所が違和感だけでなく次第に痛くなってきて、野菜を炒めている手を止めてそこを撫でる。
ズボンの中に手をいれて、下着をずらすがそこまで意味はなかった。
「…涼、痛い脱ぎたい」
「えっ、ノーパン?良いよ?寧ろやって?」
「……そうじゃない」
「あいたっ」
仕事をしていた涼に下着を穿き替えたい、と言う意味で「脱ぎたい」と言うも、涼の脳内はどうやらそういう方向に変換する傾向があるらしくて。
1度、ため息をついて涼の頭を軽く叩いた。
「…俺が穿いてきた下着に穿き替えたいんだけど」
「え、それは駄目」
「…痛い」
「夜まで我慢して」
我慢できそうにないから言ってるのに…。良いじゃん。その時穿けば。
「昴流がその下着をずっと穿いてる、ってことに意味があるんだよ」
「…良くわかんね」
「えー、だってさ」
「ひゃんっ?!」
「昴流がこんなやらしー下着穿いてご飯作ってるんだぞ?それだけで興奮する」
「ひぅ…っ、ん…それは…涼が…ぁっ」
さわさわとぎりぎり下着の中に納まっているソレを撫でる涼の瞳は、確かに少し熱を帯びていた。
厭らしい下着、と自分が穿かせた癖にそう言われると自分の意思で穿いたような、いけない事をしたような気分になって、ぶわわっ、と顔が熱くなる。もしかしたら耳まで赤くなってるかもしれない。
「俺が言った言わない関係無しで昴流が穿いてるってのが良いんだよ。…嗚呼、なんなら5枚くらいプレゼントしてあげるから毎日穿いてくれない?」
「っ、穿くわけねぇだろ…っ!!」
「似合ってたのに…駄目なの?」
「あ、う…だめに決まって…っ」
「何で?…サイズもう少し大きいの買うからさ」
「そういう問題じゃない…!」
サイズがどうのこうの以前に俺はこんな恥ずかしい下着を穿く趣味はないからな。
…1万歩譲ってもし穿いたとして、学校で見られたらどうするんだ。俺不登校になるからな。
「…それもそうだな。昴流の可愛いお尻を見せるのは駄目だ」
「…ん?」
俺の訴えに頷いてくれるが、意味が違う気がする。どうせなら気のせいにしたい位に。
「…うん、そうだな。よし、昴流。じゃあ休日だけ穿こう。そうしたら見るのは俺だけだ」
「いや、だから穿かねぇよ?」
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