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快感が強すぎて、今自分が何をされているのかさえも分からなくなってきた。
最初にあった苦痛や恐怖も、脳と一緒に麻痺させられた。
それで頭に唯一残ったのは"気持ち良い"って文字だけで、自分の口から出る今までにないくらい甘ったるい、語尾にハートが大量についてそうな声が嫌なくらいによく聞こえた。
「ん…ぁっ…、昴流のナカ痙攣して凄い気持ち良い…そこ気に入ってくれた?」
「あっや、ああっああぁぁっあーっ、~ぁ゛ァァッ」
涼が、何かを言っている。けど、その言葉を脳で整理するよりも前に快感がそれを上書きしてしまって、何を言っているのかは分からなかった。
「ああっあっァン、あっああぁぁっ」
顔にも、腹にも色んな箇所に熱をもった自身の欲望から放たれたそれがぶちまけられていて、何度もイったせいで最後に出たのは透明ぽくて、水に近かった。
体力的にも、量的にも、もうイけないくらいに達したのに、衰えることを知らず、そそりたち、ダラダラと蜜を溢す自分のモノ。
そして、また大きな波が訪れて、痙攣を繰り返していた体がビクンッ、と大きく跳ねた。
「…っ、は、ごめんな昴流…。なんか抑えてたからかな、今日止まれそうにない」
ぶる、と身を震わせ、2回目の俺の中での吐精を果たした涼。
が、その腰使いは止まることを知らず、グジュッ、ジュブ、とナカで涼の出した精液が泡立つ音が鳴る。
「あっあぁぁ…ッッ!ふぁ、あっあんっあっ」
過ぎた波が押し返してきて、またすぐに戻ってきて…、と無限に続く絶頂感。
さらさらとした液体が蛇口が開きっぱなしの水道のようにダラダラと流れ、遠目で見れば漏らしたようにも見える。
「っ、は…ごめんね。もう少しだけ付き合、って!」
「ひ、ぁぁァ゛…ッ?!!」
目の前が真っ暗になって、すぐにまた明るくなる。そんなことが何回か続いた。
とうに体の限界に到達しているのだけれど、その体に鞭打つように襲いかかる刺激が、"こちら側"に繋ぎ止めた。
「ごめんね、ごめんな昴流…っ」
ー後1回だけだから、もう少しだけ我慢してー
俺にしっかりと届くように抽送を遅くし、耳元でそう優しく囁いた。
自分だって余裕なんてまったくない筈で、この行為が終わった後でもいいのに、今、自身でも抑えきることのできない欲求を俺に謝罪しながら。
全く機能していない頭でも、それは理解することができて、それだけでこの行為にある"涼"の存在を実感することができた。
「りょ、りょ…っふあっあっ、」
「…ん?…っ、何?」
「す、あぁんっあっ、しゅ、き…っ!」
呂律が回らない上に、まともに喋れない中、それでも気持ちを伝えたくて、その2音を口にした。
涼が好き。意識が飛ぶくらい気持ち良くて、それが怖いって思ってしまうくらい激しいセックスをされても、その思いは無くならない。
それどころか、ソレほど自分を求めてもらえてるのが嬉しくて…。
「すき…っ!あ、ああっあっア、だ、いすき…っぃ!」
涼の思いに応えたくて、何度も、何度もその言葉を喘ぎ声混じりに呟いた。
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