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「いきなり言うなって言ってんだろ。俺にも予定ってのがあるんだよ」
毎度の事ながら、休日に涼の家に邪魔して、昼食を作っていると、半切れで会話をする涼の声。
最初「真」と言っていたから相手は真さんで間違いないんだが…どうしたんだ今回は。
「良いか、ぜっったいに来んなよ。仕事片さねえといけねえし、まず俺の家は人が6人も入れるほどでかくない」
ろ、6人…?俺と涼をいれて6人か?…4人涼の家に来るのかな。電話相手が真さんだから家族…とか?
もしそうなら残る3人の1人は涼の弟で…後2人は?誰だろう…数的に親?…え、親?
俺邪魔じゃね??
「涼俺帰った方がー…」
ーピンポーンー
「帰った方が良い?」と俺が聞き終わるよりも前に鳴ったインターホン。
「頼むから来る時間だけでも教えてくれ…」
涼のこの反応からしてこの先にいるのは涼の家族?俺が帰るよりも先に来てしまった。しかも昼飯を作ってるときって言う微妙なタイミングで。
ーピンポンピンポンピンポンー
涼が集合玄関のドアを開けるのを戸惑っていると連続でベルが鳴る。
それに深いため息をついて、しぶしぶといった感じでドアを開けた。
「すっばるくーーん!!」
数分後またインターホンが鳴り、玄関を開けると大量の荷物を持った真さんが飛び付いてきた。
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