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「す、昴流ちゃん大丈夫…?」
「んー…ふふ、おいし…」
甘くて、飲んだら体が熱くなっていく感覚、頭がふわふわして気持ちよくて、いくらでも飲んでいられそう。
俺を心配して撫でてくる臣の手が火照った体には丁度良いくらいの冷たさで、もっと触っていたくて臣に抱きついてそれに擦り寄った。
「ん…おみぃ…」
「何このえろい生き物…。もはや凶器」
「…ん…っ」
もっと、と強請ると空いてる方の手で何故か口を覆いながら、俺を撫でてくれる。
それが心地よく、うっとりとしていると「昴流」と涼に声をかけられた。
「こっちに来い」
「や…、おみがいー…」
「ぶは…っ、兄貴振られてやんの」
今は臣に撫でられたい気分で、ぶんぶんと首を振る。
最初は笑っていた臣だったが、何故か途中から「早く兄貴のところに言ってあげて」と言い始めた。少し焦っているようにも見える。
終いには、臣の手で涼に引き渡された。
もっと臣に撫でて欲しかったのに…。
「昴流、俺で十分だろ」
「んっ、ふぁ…ぁ…」
顎の裏をカリカリと撫でられ、ぞくぞくする。
臣のとはまた違う気持ち良さに、されるがままにそれに身を委ねた。
「ふえ…?」
だけど何故か急に止められて、物足りなく涼に体を擦り付けてもっとして欲しいと言うことを体で表してみる。
「…えろわんこ。…雪路、一番奥の部屋使うから入ってくんなよ」
「……あー、はいはい。勝手に使え」
「ふふ、じゃあ昴流部屋移動しよっか」
「…?…ふあ…」
ふわり、と体が軽くなって、視界が動く。
何をされてるのか上手く状況を飲み込めないでいると、今度は背に畳の感触。…あ、これ冷たくて良いかも。
畳に頬をすりすりとしていると両頬を掴まれて顔の向きを無理矢理変えられ、俺に覆い被さっていた涼の顔が近づいてきた。
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