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「可愛かったよ昴流」
そんな言葉をかけられても嬉しさの欠片も無いんだが、涼の満足気な声を聞いていると何でも良くなってきた。
本当俺涼に弱い。どうせもうしたくないと言っても涼がさせてと言えばきっとまた頷いてしまうんだ。それがどんなに恥ずかしくても。
「…あー…俺ももう無理」
「ふわ…っ?!」
「昴流に精子全部搾り取られた」
俺にキスしながら自身のを抜くと俺の隣に倒れてぎゅうぎゅうって俺を抱き締めてきた。
…これは、涼に満足してもらえたって事…?
「うれし…い…、俺、初めて涼満足させてあげれた…」
「…俺いつも満足してるよ?」
「でも、涼…いつもまだ出来そうだった。…俺最後まで涼気持ち良くしてあげたくて…その…」
「……あああ…、本当天使。大好き。ありがと」
大好き大好きって首筋に顔を埋めてうりうりとしてくる涼が可愛くてポンポンと頭を撫でる。
「…俺、大丈夫だから…たまには涼がしたいだけして…?」
「嗚呼、ありがと。…体辛くない?」
大丈夫だと言っているのに、申し訳なさそうに眉を垂れ下げてそう聞いてくる。俺がして良いって言ったんだから涼がそんな顔しないでよ。俺涼とシて体辛いのが苦だった時なんて無いから。
「…辛くても涼が明日まっさーじしてくれるから平気」
「…うん一杯してあげる」
「……あ、でもマッサージしてもらっても腰痛いかもしれない」
「ごめんね…?あっ、明日俺が抱っこして連れてってあげようか?」
沢山恥ずかしいこと言われた仕返しに冗談半分で言ったんだが、それを本気で受け取って涼が慌て出す。普段は格好良いのにこう言うところが可愛くて好き。
「ん゛…」
「へへ…これで許してあげる」
がぶっ、と首筋に噛み痕をつけてにへらと笑ってやる。思ってたよりも上手くつけれて満足。
「…む…やっぱりもっとつける」
1個じゃ物足りなくて消えかかってる所に唇を落として上書きする。
「…?涼どうした…?」
「天に召されそうだなと思って」
「何いってんの……??」
ふと涼の方を見てみると両手を握ってそれを眉間辺りに置いて変なポーズをしてて、これまた訳の分からないことを言う。
「ふあ…ぁ…」
キスマークをつけていると激しい行為の後なのと、何度も飛びそうになったからか急に眠たくなってきて欠伸が出た。
まだ今日はなんとか大丈夫だけどすぐ寝ちゃいそう。
「…無理させたな」
「だから大丈夫だってば。…俺の体力舐めてんの?」
「はは…確かに、お前体力有り余ってるもんな」
「それに俺男だから。…少しの無理くらいは平気だよ。今日は涼を気持ち良くしてあげれたからそれで良いんだよ」
「…ありがとな」
「!ん…!」
涼の幸せそうな顔。それが見れるならそれだけで十分だ。
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