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涼に手伝ってもらいながらして、抜けることは出来なかったけどビリは免れた。勿論ビリは要さん。カードがあり得ないくらいに大量にある。
「次ポーカー…!多分ポーカーはいける!」
「カジノ系はリュウがイカサマするから駄目」
「カジノ系ってそんなもんじゃね?…んじゃあ大富豪」
「…涼大富豪って何」
「んー?金を賭けて儲ける遊び」
「えっ…」
「椿さん?!!!何昴流ちゃんに変なこと教えてんの?!」
「つかそれカジノやん!!リアル大富豪違う!」
「違うからねルウちゃん大富豪はそんなゲームじゃないからね」
それ違法じゃ…とくるくると俺の髪を絡めて遊んでる涼の大富豪の説明に驚いていると周りが慌てて訂正をいれる。
違うのか…そりゃあだよね。吃驚した…。
「ローカル付け足す?」
「昴流やったことねぇしあんまルール付け加えねぇ方が良いだろ」
「メジャーなのはシークエンスとか革命とか8切りやねぇ」
「じゃあその3つで」
「…涼どういうルールなの?」
「んー…、下剋上起こして中途半端な奴を殺して階級をはっきりさせるんだよ」
「…え、何それ」
「涼さん?!!!!」
大富豪知らないから当たり前だけど聞いたことがないルール名ばっかで涼に聞いてみたらまた珍回答。涼酔ってるな、これ。
「まあまあ、ちゃんとやりながら教えてあげるから安心して?」
「う、うん…」
今までの説明を聞いてると本当にしてくれるのか不安。…まあ、でも違ってたら他の人達が教えてくれるだろう、きっと。
「1番手ルウちゃん行く?」
「いんじゃね?ハンデハンデ」
「昴流ちゃん好きなカード出して良いよ」
「好きなカード…」
カードを配ってもらって大雑把な説明は涼から聞いた。小さい数字から大きい数字にしていくらしい。…じゃあ最初は小さい数字が良いんだよね。
「えっと…じゃあ2」
「待て昴流。ごめん俺の説明が悪かった」
「……う?」
持ってる手札で1番小さい数字を出そうとしたら涼に止められてしまった。聞くに2はジョーカーを抜いたら1番大きい数字らしい。……何で2が1番大きいのか疑問だが、多分そこは触れたらいけない事なんだと思う。
ババ抜きと7並べとか、神経衰弱なら出来るのになあ…。…トランプゲームって難しい。
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