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「あぁぅ…っ、まっ、て…っらめ…ひゃ、ぁぁんっ」
あれから、何度も何度もイかされた。
でも出すことは出来なくて充血し、今にも破裂してしまいそうな俺のソレ。
イく度に絶頂感が続く間隔は長くなって、しかも最初は俺がイくのに合わせて動きを緩めてくれてたのにずっと激しいままで、今じゃあ自分がイってるのかどうかも分からない。
「昴流気持ち良い?ドライ癖になってきた?」
「らめ…らめぇ…っとまんないの、や…ぁぁぁあっ」
「かわい…っ、ん…クク…ッ、こーら締めすぎ。動けないから力抜いて?」
「やぁぁ…っ、そんな、の…できな…っ!」
「仕方ないなあ…」
ブンブンと首を横に振るとクスリと笑って涼の動きが止まる。
止まってくれたお陰で少しだけ頭に余裕ができてナカが涼のを締め付けるように痙攣してるのを感じながら体に残る快感に浸る。
「あ…あうっ…ん…」
「ん…落ち着いてきた?緩めれる?」
「んぅっ…」
「っぁ…?ふふ…っ、昴流、逆じゃんそれ」
「…あ、ふぇ…ごめ…」
体を駆け巡る電気が弱くなってきて、頑張って緩めようとするが逆に締め付けてしまったみたいで涼の眉間に皺が寄る。
「…んー、まあこん位なら動けるか。昴流、はい」
「…!ん…っ!」
そう言って涼は俺の腕が届く範囲にまで腰を屈めてくれて、最初は意味が分からなかったが、分かると涼に抱きついてうりうりと頬擦りをした。
「もう少し頑張れる?」
「ん…っ」
「良い子」
それに小さく頷くとぽふぽふと頭を撫でられた。
かぷりと唇を甘噛してキスをせがれば甘い甘いキスをしてくれて幸せで頭がふわふわする。
「昴流、動いて良い?」
「ん…いー…よ…」
「ふふ、ありがと」
辛い体勢だろうに、そんなのを表情に出さないで俺のキスに返しながら律動を再開した。
「あふ、ん…っんぅっ、あっあっ、あっ…」
「ん…また痙攣してきた。イく?」
「んァっ…あ…いっちゃぅ…」
1度も出せれてないせいで、またすぐに大きい波がすぐそこに見えてきて涼の背に回す手に力が入る。
「あっ…?!や…はずし、たら…でちゃ…」
カチャカチャとお互い何も身につけて居ない状態で、不自然な金属音。
その音に集中すると、涼が俺のを縛っていたベルトを外すところで1回出してしまったらそこで終わりと涼が言っていたのを思い出し、ベルトを外す手を握って止めさす。
「最後の1個は昴流がイく時に外すから。…一緒にイこ?」
「…い、しょ…?」
「そう」
「わか、った…おれ、がま、ん…する…っ」
涼と一緒にイけるように頑張って耐えるとコクコクと頭を上下に揺らし、涼の手から手を離し、また背中に回す。
「…ほんと、健気で可愛いお前」
「あうっ…あ、ぁあぁ…っはげ、ひ…っ」
「大好き。大好き昴流」
「おれも…っ、おれもりょぉ、すき、ぃっ」
涼の全体重が奥の方にかかってきて行為の激しさが増し、互いの欲を一気に頂点まで上り詰めさせていく。
思いを確かめ合うように、唇を重ね舌を絡めながら「好き」、「大好き」と言葉で、そして動作で気持ちを伝える。
「ンぁぁ…っ、りょおっ、イく、おれ…っも…がま、んできなぃ…っ」
「…ん、良いよ。一緒にイこっか」
「あぁぅっ、あっ、ふアあぁぁ…ッイく、イく…っっ…!~~っ…ああぁ゛ァぁ…」
「…っ、ン…、く…」
どくん、と血液が脈打ち、視界が真っ白になるのとほぼ同時に縛られていたソコに開放感が訪れた。
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