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「…ふぅん、昴流そんなこと聞かれてるんだ」
「ごめん、ね…?」
涼に言った方が良いかなあ、と思ってあの質問の数々を一応報告。そうしたらちょっと不機嫌になってしまった。そりゃあ、そう言う意味のお菓子恋人が貰ったって知ったら嫌だし、貰うかもって聞かされんのも嫌だよね。
「…まあ、俺も貰うだろうし文句は言ってられねぇよな」
「あ…」
そっか。涼も貰うよな。一杯貰うのかなあ…。
「俺今年も20個位作る…」
「…っふふ、張り合って可愛い。楽しみにしてる」
だって、どうせ皆手作りなんでしょ。涼は俺が1番って言ってくれるんだろうけどさ…好きな人が貰うなら張り合ってしまうのも仕方無いじゃん。
「…あー、でも俺その日もしかしたら出張かもしれないんだよな…」
「そう、なの…?」
「嗚呼下手したら泊まり?本当勘弁して欲しい」
誕生日に出張…それはまた大変だな。
…え、そうしたらまさかあげれない…? それに、誕生日も祝えない…かも?俺もそれはショックかも。
「…昴流ぷくーってしないで?帰ってきてから頂戴?」
「でも、涼誕生日元気じゃない…」
「昴流のえっちな動画で癒されるから大丈夫」
「な…っ?!え、えっち…」
「まあ、1日ならそれで持つかな。長引いたら萎えそうだけど」
え…っちな動画…ってあれだよね。去年撮ったやつ。まだ残ってたの…?!恥ずかしい…。
涼が、それ見て元気になってくれるなら俺も嬉しいけど、そんな動画見て元気になるって言われてもちょびっとだけ複雑な気持ち。だって子犬子猫の動画見るんじゃ無いんだから…。
「え、昴流ベットの上ではにゃんこじゃん。…っあいた」
「へ、変なっ、変なこと言うな!!」
「あん…昴流に怒られた…」
俺はそう言う意味で言ったんじゃないのに…!!この変態は何でいつもそう言う方向に解釈するんだ。
「涼の馬鹿!すけべ…!」
「何それ新しい。可愛い。もっと言って?」
「~っ!もう…!!」
何で喜ぶんだ変態。意味分かんない。ちょっとは反省してよ。俺も怒る時は怒るんだからな。
「ほんとに怒っちゃった?ごめんね…?」
「…変態のことなんて知らない」
「昴流~…」
涼は変態なのたまには抑えるべきだと思う。いつもオープンにしすぎなんだ。
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