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「平日はあんま無理させれないだろ?去年それで失敗したからなぁ…お前次の日凄ぇ色気振り撒いてんの。…だから、今日と、明日でプレゼント可愛がらせて?」
「お、おれ…っ、そんな、のあげるとか一言も…っ」
「…えー昴流はプレゼントになってくれないの?」
「去年はなってくれたじゃん」…と、残念そうに声音を落とす。それに多少の罪悪感。
涼はこれを楽しみにしていたのかもしれない。…否、分かってた。どうせこんなこと言ってくるんだろうなって。この変態のことだからそういうプレゼント期待してるんだろうなって。
で、でも…去年凄い恥ずかしかった。撮られるし、縛られるし…様付けで呼べとか言ってくるし…。どうせ今回もろくなものじゃない。
「ねー、昴流ー…お願い」
「あ、うぅ…」
「昴流がこの休日超可愛かったら俺誕生日に昴流に朝しか会えなくても動画で我慢できるからー」
「どっ、動画あるんじゃん…」
「馬鹿、夜しか見れねぇだろ?あんな可愛い昴流昼から見てたら出張先でずっと勃ったまんまだっての」
「…っ、え、えっち…!!!」
そんなことまで詳しく俺に言ってこなくて良いっての!!
「昼は見れない」で終わらせとけば良いのに本当にこの変態は…!
もう良いよ、分かったよ…!!
お前が元気でいてくれるんなら俺はそれで良いから、お前がそう言うなら…嫌な予感しかしないけど、お前の言うことこの休日は全部聞いてやるよ!馬鹿!!
「だっ、だけどあんまりマニアックなのは…止めて…」
「例えば?」
「…ハードなえすえむ…とか…。痛いのばっかはやだ…」
「…他には?」
「ほ、ほか…?」
他に涼がしそうなプレイ…?何かある?
撮る…のは流石にもうしないだろうし…。涼にそう言うのは全部任せてるから俺どんなプレイがあるのか分からない…。
「と、兎に角、俺が嫌なのじゃなかったら…良いから…っ」
「ありがとー昴流大好き。本当俺の天使」
「ひゃぅ…っ?!」
涼の声が明るくなって、俺を抱き締めていた力が強くなる。
こんなに嬉しそうにされると、もう何も言えない、馬鹿、変態。
「…じゃあ、昴流の許可も貰えたことだし…。お風呂行こうか」
「えっ…?」
風呂っ?!え、入るの早。まだ夕方なんだけど。5時なんだけど。日が落ちてきたとは言えまだ明るいんだけど、もう入るの?晩飯もまだ食べる時間じゃないのに…?
「ふふ、丁度新しい剃刀あるんだよ。本当は俺用に買ってたんだけどー…新しい方が痛くないだろうし?」
「…えっと」
「何しても良いって許可貰えた時くらいしか、出来ないだろ?」
…それで涼がしそうなことは俺が思い付くことじゃあ1つしかない。それは、その…俺の記憶が正しかったら去年仰ってた…。
前言撤回だ。少しの文句位は言わせてくれ。
「こっ…んの変態!!!」
涼は、やっぱり涼だった。
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