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クリームとローションでしっかりと滑りが良くされた綿棒が、この先もこんな所に入れることなんてないだろうと思っていた箇所に、少しずつ入っていく。
元々敏感で、綿棒の太さですら入れるほど拡張なんてこともしてないので幾ら痛みがないよう気を付けていてもあるものはあって。
けれど涼が優しくしてくれているから我慢できないって訳じゃない。
「痛くない?」
「ちょっと痛い…けど大丈夫」
「そう。ごめんな、慣れるまで我慢して?」
「ん、へーき…っぁぅ…」
綿棒が半分くらい入って、挿入させていた手が止まる。
痛いのが引くのを待つように、涼は綿棒から手を離して膝を立てている足にキスを落としていった。
「ひゃ…っあ、ぁ…?」
入れられた状態のままになって暫くして、急に内側から、綿棒が触れている部分が熱くなってじくじくと疼き始める。それは次第にハッキリとしたものになって、もじもしと太ももを擦り合わせた。
「りょっ、りょお…っ」
「…ん…?嗚呼…、効いてきた?クリーム、痛み和らげる程度に媚薬入ってるんだよね」
感じたこともない内側からの疼きに涼に助けを求める。それに気がついた涼が俺の足にキスするのを止めた。
綿棒に塗っていたクリームに媚薬入り、そう言えばローションも媚薬入りだった。
入れられるのもだが、こんなところに媚薬を使われるのを経験するとか思ってもみなかった。
「りょ…助けてぇ…っ」
気持ち良さなんて欠片もなく、どちらかと言えば痛いだけだったのに、媚薬のせいで内側がむずむずとして、綿棒で疼きをどうにかして欲しくて堪らない。
こんなところ疼いたことなんて今までに1度もある訳がなく、戸惑いで瞳に溜まった滴が頬を伝う。
「かーわい。…こう?」
「ひ、ぁぁあアぁ…っ?!!」
涼がくい、と綿棒を傾けたら、自分でも出るとは思っていなかった程に大きい嬌声が漏れ、体が跳ねる。
今まで痛かったのが嘘みたいに、とてつもなく大きな快感が襲い、ビリビリと体中が痺れた。
「やら…りょ…やらぁ…っ」
「くく…、すっげぇ気持ち良さそうな顔してる」
「ふぁぁ…あっ?!や…撮らないれっぇぇ…」
飲み込みきれなかった唾液を口の端から零し、感じることで一杯一杯になってる。そんなだらしない顔を、綿棒が突っ込まれてるソレと一緒にカメラで撮られた。
今度は腕も、足も拘束されている為、逃げる術はない。耳に入ってくるシャッター音に血液が沸騰していく。きっと今俺の顔はこれでもかって位に赤いんだろう。
「ローションのも、クリームのも、そこまでキツくないのに凄いな?昴流。ドMなワンちゃんだからこう言うの好きなの?興奮する?」
「ふぇ…そんなこといわ、な…あ、ああぁぁっ」
意地悪く、耳元で言葉でも俺を責めて。
絶対、わざとだ。俺が涼にされるのなら全部気持ち良いって返すのを分かっていて、俺にこの行為にさらに意識を持っていかせる為だけにこんなことを言っている。
「ククッ…なぁ、昴流見て。お前言葉で責められたらカウパーの量増えんの。ほんっとドMでも足りねぇ位のマゾだな」
「あ…や、やぁぁぁ…っっ」
Sのスイッチが入ったときにする、喉を鳴らす笑い方。
綿棒を上下に動かしながら、とぷとぷと溢れ出る先走りを手に絡め、俺に見せてくる。
涼の形の整った男らしい指と指の間に厭らしく糸が引いていて、ずくん、と中心が一段と熱くなった。
「あっあっああぁっりょ…りょ…っ!おれ、も…いちゃうぅ…」
何度もイく寸前まで熱を溜め、不完全燃焼になっていたソレはその刺激に直ぐに限界を見せて。
耳元で涼に言葉で、性器は内側からの綿棒で責められて、今にも達してしまいそうだった。
「中から擦られんの気持ち良いんだ?」
「あうっあ、きもち…んぁァ…ッ、きもち…ぃ…っっ」
「そう。…クク、初めてでこんなに感じんのお前だけなんじゃねぇの?このドM」
「ひ…?!あ、や…、…~っああぁァァぁ…ッッ!!」
今までで、一番低いトーンで囁かれ、ぞくぞくぞくっ、と身体中に電流が走る。そしてその瞬間頭が真っ白になって全身に力が入った。
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