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涼のペースに合わした激しいのだと明日腰が瀕死状態になるのは目に見えているから、挿れるのは1回までって条件に引き下げた。
かといって挿入したままなら何回でもして良いとかそう言う屁理屈は無しだ。
その条件で頷いてくれた涼は表面はどうにか取り繕えても内面では余程余裕がないのか、前戯無しで俺の下の服を全部脱がせ、自身の唾液で濡らした指を俺の中に挿れた。
指が3本入っても苦しくなくなってきたら直ぐに指は抜かれ、涼のソレが勢い良く入ってきた。その時間は感覚的には10分位だったような気がする。もしかしたらそれよりも早かったかもしれない。
2・30分はかけて俺の気持ち良い所に触れて、時に焦らして俺の反応を楽しみながら、じっくりと解している筈の行為をここまで短縮したのだから時間から考えても余裕なんてものは欠片もないようで。
「あっ、や…ぁ…っあぁぁっ、アぁぅ…っっ!」
「っん…、ごめんな昴流」
肩を押さえつけ、逃げれないようにされ、先から涼はずっと奥ばっかり突いてくる。
ごんごんってお腹から全身にかけて重たい電流が流れ、それが脳にまで伝わってきて視界が点滅する。
口は喘ぎ声が絶え間なく出て、飲み込む暇のなかった唾液が口の端から伝って零れる。
内側から精液を押し出すような激しい動きのせいで波は最高潮のところでずっと止まってて、精液なのかただのカウパー液なのか。涼が覆い被さっているから自分からは良く見えないけど俺のからだらだらと流れる液体は止まることを知らない。
まるでお腹の奥が大きな性感帯みたいだ。どんどんそこに溜まる熱は高くなっていって、気持ち良いのも強くなってくる。
やっぱり激しさと口数は反比例の関係にあるらしく、激しい分涼がいつもみたいに意地悪なことは言ってこない。意地悪なところが全部激しさに持っていかれた感じだ。
「あう…あっあ…あー…っあ゛ぁぁンッう、ぁあぁあ…っっ」
枕の端を握りしめて、快感に体をガクガクと震わす俺からでるのはただ、ただ嬌声だけ。それ以外を口にする隙間などなかった。
頭の機能が停止してしまう程に快感は強くて、強過ぎるが故に気持ち良いを通り越して鎮まることのない快感に恐怖すら覚え、それが瞳から零れる雫として姿を現す。
「りょ…あぁあァァ゛っ、あぁ、あっや、ら…っも…ぉっ」
「…ん…ッ?…嗚呼、怖い?ごめんな。後少しでイけるから」
視界はぼやけ、何処にあるのかもわからない涼の顔に向けて手を伸ばす。涼がいるんだって全身で感じていたかった。そうしたらこの恐怖もなくなる気がして。
それに気づいてくれた涼が手を腰に誘導してくれて、これは涼だって、しっくりとくる背に力が入らない腕を回して、力の限り抱き締めた。
鼻を掠める普段とは違うシャンプーの匂い。でもうっすらと涼の匂いもあってそれを嗅ぐように首筋に顔を埋める。
顔の距離が縮まった分良く聞こえるようになった涼の甘い吐息。
視覚を除いた四感全てで涼の存在を確認することができ、それが更に快感を生んだ。
「あ、ぁあ…あっア、ぁ、ンぁ、ぁああぁ゛アぁ…っっ!」
「…っ、ン…、クク…先よりも締まった。…は…っ、昴流、もうイく…」
「…っあぁぅ…っ、ぃ…?あ、あっ…っんぅ…!」
「っ、ぁく…、こら」
さらりと涼の指が髪に絡まる。腰使いは酷く力強い物なのに俺の頭を撫でる手は真逆に優しかった。俺を撫でるこの手は、いつだって変わらない。そこに安心感だけじゃなくて幸せも感じた。
ボソりと呟くような、快楽で上塗りされ消されそうな小さく、普段の何倍も甘い声で耳元で達してしまいそうなことを伝えられる。それをまだ微かにだけ状況を読み込める脳で整理して、きゅうっ、と後孔に力を入れた。
「ああぁっあ、ア…、りょ、きも…っち、ぃ…?ん、ふぁ、あァァんッ」
「…嗚呼、凄ぇ気持ち良いよ」
「うれ、ひ…ィう、あっあ」
俺が締めたら既に絶対的な存在感のあった、もうこれ以上はならないだろうと思っていたモノの質量が増えた。
今すぐにでも達してしまいそうなソレに、耳元から聞こえる熱の籠った声。
俺に感じてくれてるのが良く分かるそれに、また一段と俺の感度も上がった気がする。
「あ、ぁう…、あ゛、アぁっ、あ、りょ…ぁああっ」
「…っん?…どうした?」
「き、ちゃ…なんか、ぁあっらめ…っ」
イきすぎたせいで感覚が麻痺デモしてしまったのか、お腹の辺りで大きくなって、今にも弾けてしまいそうなものの正体が何なのかが俺には分からない。涼の腰使いが激しくなったわけでもないのにどんどん強くなっていく快感が怖くてかりかりと背に爪を立てて、助けを求めた。
「…あー…、くす、何が"イく"なのか分からないくらいに気持ち良いんだ?かわい…良いよ。すっごい可愛いイき顔俺に見せて?」
「や、あぁぁっ?!!らめ、ら、め…ぇえ…っ」
気のせいか、涼の口元に笑みが描かれたのが一瞬見えた気がしたその直後に、ごりごりって涼のが奥ばかりを抉るみたいに突いてくる動きに変わる。
その動きは絶対に俺には真似出来そうにない。お前の腰はどんな鍛え方をされてるんだって言いたくなる激しさと、俺の良いところばかりを責めてくる器用さ。
それに手足すらも痙攣してきて、溜まっていたナニカもみるみると膨らんでいく。
それが破裂しそうだと警告音が鳴っても膨張が止まることはなく、
「…ーー~~~゛ァ…、~っ、」
瞬間、破裂したそれから溢れだした今日一番の快感が襲ってきて、あまりの快感に喘ぐことすらも忘れた声にならない声が喉から発せられた。
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