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「くっそ痛かった…ちんこ機能しなくなるかと思った……」
俺が散々潰してやった股間をベットの隅で押さえてる零。やり過ぎたとは思うけど調子に乗った零が悪い。
「零」
「あ?なー……っと」
零が丸まってる間にリビングに行って明日片付ける予定の山になってる修学旅行の荷物を漁る。寝室に戻ってもまだ股間を押さえたままの零に持ってきたものを投げ渡した。
先までどう言う雰囲気で渡せば良いのか分からず渡そうにも渡せなかったもの。零が嗚呼言ってくれたお陰でもあるけど、まぁ、その。あれだ。今のださい零には渡しやすかったと言うか。
「何、お揃いで買ってたの俺にくれんの?」
「おそろ…っ?!」
「袋ん中もう1個ぬいぐるみあっただろ」
「デザインが違うからお揃いなんかじゃねぇし…っ!」
「はいはい、お揃いな。可愛い奴」
股間を押さえて情けない声をあげてた癖に、昨日買ったその人形を渡した途端零の顔にあのムカつく笑みが戻る。やっぱ渡すタイミングここじゃなかった。
「返せ」
「は?嫌だ。俺が大好きで仕方がない愁チャンからのプレゼント何で返さねぇといけねぇの?」
「腹立ったから返せ」
「嫌だ…っね!」
「っだ…?!」
零がムカつくからスヌーピーを取り返そうと伸ばした腕を逆に零に引っ張られベットに逆戻り。痛い。腰に来た。零の馬鹿力。
「ありがとな愁。大好き」
「っ…」
体勢を整えて、文句を1つ位言ってやるつもりで零を睨む。そうしたら俺を押し倒した張本人は先の荒々しさからは想像できない優しい手つきで俺の頬を撫でて耳元で愛の言葉を囁いた。
いつもの零の声とは違う、熱のあるそれに体がびくりと反応してしまった。
「愁チャン俺の声に感じた?」
「…ちげぇし。馬鹿じゃねぇの」
「っくく、そう。ほんと可愛い女王様」
「ひ…っ、?」
零の言うことに否定する俺の耳たぶを軽く噛んで、痛くない程度に引っ張られる。そうしたら今度は零の舌が耳の中に入ってきて、ゾワゾワっと悪寒が走った。
凄い、音が生々しい。頭の中に響いてくる。舐められてる感触も、耳たぶを噛まれた感触も消えることなく積み重なっていく。
「れ…っ、耳無理…そ、れ…」
「気持ち悪ぃ?」
「そ、じゃねぇけど…、っぁう…」
寧ろ逆で、零に軟骨を舌先で舐められて体が跳ねる。変な声出た最悪。まさか自分でも耳でこんなに感じれるとか思ってなかった。だっていつもは触られたって平気なのに。
零が触るからなのか、触る意味が違うからなのか腰がビリビリする。
…俺、着実に零にネコとして開発されていってんのかなぁ。考えたら悲しくなってきた。
「…すげぇかわいー反応」
「も、れ…っ、耳止めろ…っ」
「何で?気持ち良いんだろ?」
「は、ぅ…っ、~っ…、よ、くねぇし…!」
「…っ、うお…」
もう片方の耳にも零の長い指が這い、ますます過激になっていくそれ。それ以上されたら下の方も反応してしまいそうで零が転けない程度の強さで後方に押し、俺が先零にあげた人形で耳を塞ぎ、もう片方の耳は布団の中に沈ませる。
餓鬼っぽい逃げ方だと自分でも思う。でも零のことだからこん位しないとまた触ってくる。
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