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前と比べれば日本人じゃあ珍しいサイズの零のも、圧迫感は多少あってもスムーズに入るようになったと…思う。多分。慣れって怖い。
まぁ良いところ触られない限りない違和感しかないのは変わりない。慣れて感じやすくなったからといって快感は付属してくるようなものではないらしい。
「っ、はぁ…、ぅ」
「…きついな。もっと緩めれねぇ?」
「ん、な余裕あるわけねぇだろ…」
「そんな顔してるな。…ん、落ち着くまでこっちに集中しな」
「へ、ぁ…っ?っん、…く、」
俺が尻の違和感の方が快感よりも強くて顔を歪ますと零の手が俺の胸板へと行き、飾りを指で軽く挟んだ。もう片方は口に含んで、唾液が絡まる音を出しながら胸を弄る。
「っ、ン…、~っ…」
「…っふ、かぁわい」
「っ、ひ…?」
他の部位に比べたら感じるものが少ないそこでも、性感帯を刺激するのが上手な、器用な指と舌は俺がイイ所ばかりを的確に責めてくる。
出そうになる声を奥歯を噛んで抑える。それでも漏れてしまった声に、零は口角をあげ、行為の激しさを増す。
ふと、零と目が合った。真っ赤な舌をとぎらせて、胸の突起に触れながら、俺の表情を見てる零と。
必然的に上目使いになってるそれは可愛いなんてものじゃなくて、獲物を食らう獅子そのものだ。
それを意識してしまったら、全身がゾワゾワっておののいた。
「っん…、急に絞めんな」
体に力が入り、零の眉間に皺が寄る。
んなこと言われたって俺だって不本意だ。したくて力を入れた訳じゃない。出来れば俺だってさっさと違和感に慣れたいから緩んでほしいくらいだ。
「何?乳首そんなに気持ち良かったの?」
「はぁ…?ちっ…げぇし…!」
「じゃあ何で?」
まさか理由を追求されるとは思わず、言葉に詰まる。そりゃあ…胸に感じなかったって言えば嘘になるけど、零が言う程に気持ち良いことはなくて。じゃあ本当はどうなのかって聞かれたら、「答えたくない」が答えだ。
だって、零と目が合ったから、とか。こいつ「俺の顔そんなに好き?」とか言って調子に乗るの目に見えてる。それが分かってて言うとか、俺のプライドが許さない。
「…寝たいからさっさとイかせてやろうと思っただけ」
相手を挑発するような嘘。でも咄嗟に思い付いたのはこれしかなかった。
「へぇ…?それは早く動いてってことか?」
「は?」
本心を隠すための嘘。それをそう汲み取られるとは思ってなくて、予想してなかった反応に思わず口があんぐり。
俺そんなつもりで言ったんじゃな…、…あー、言葉の裏を返したらそう思われる…のか?あれ、俺これもしかしなくても言い方間違った…?
「可愛い猫だな」
「へ…?零?」
嫌な予感がして冷や汗が垂れる。
零は言葉で調子に乗る時はまだ優しい。ただ、それが行為の方に向いたらやばい。何がって兎に角やばい。
だってバリタチのゲイだぞ?!そこらのセックスが上手い奴よりも格段に上、男の良いところは全部知り尽くしてるぜって感じの奴だぞ?こんなとこで本気出されたら俺明日腰と尻が死ぬ。
「れ…?俺明日夜からバイト…」
「良かったな明日はシフトが同じ時間帯だ」
「そうじゃなくて…な?マジで俺そう言う意味で言ったんじゃなくて。…ちょっ?待っ…、ァ…っ?!」
零を冷静にさせようと必死に言葉を繋げるも、俺の願いは届かずに内壁と零のを絡めてるローションが泡立つ音を鳴らして、ソレが奥をひと突きにしてきた。
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