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こつん、こつんと奥に涼のが触れ、前立腺を擦られるとお腹の辺りがどんどんきゅうっと熱くなって。限界すれすれまで溜まった快感に、腰が揺れてしまう。
「…かわい。腰浮いちゃって…」
「っひ、ぃ…ぁあっ、ら、めぇ…ぇっ」
涼が体をもっと俺に近づけて、結合部をより深いものにし、俺を追い詰めていく。
「っ、ふ…、昴流…イく…」
「う、あ、あっお、れも…っあ、ぁぁァぁ…っ!」
気持ち良すぎて、生理的な涙で視界が滲む中、涼がふるりと体を震わせたのが見えた。快楽に呑まれた頭でも、それが意味することくらいちゃんと、分かる。
「っ、ぁ…ン、」
「ーっひ…、ぁ、ぁあぁぁぁァァ…~っ、っ゛ぁ、あ…!」
そしてその後直ぐに、俺の中でびくりと涼のが脈打った。生温かいその温度の広がりに、俺もその瞬間限界がついにきてしまい、それと同時にぎゅうう、と涼を抱き締めた。
「あ、ぁ…ん…」
とくりとくりと脈打つ、絶頂後の波が中々落ち着かず、気持ち良いのがずっと続いてる。果てた直後だと中に埋まっている涼のモノの温度が、熱く感じて、それを意識してしまうと中々、収まってくれない。
イった余韻に身を任せながら、何とかその体の熱を鎮めようと呼吸を整えてみる。それで数分してやっと落ち着いてきたら、それを見計らっていたのか涼が頭を撫でてきた。
「気持ち良かった?」
「…ん」
「ふふ、俺も」
いつも通り、キスで始まりキスで終わる涼とのセックス。キスに集中していたらいつのまにか涼のが引き抜かれていて、ぐっしょりと精液やらなんやらで濡れた涼のが、豆電球の光で反射していて厭らしい。俺が見てられなくて顔をそらしたその一瞬で、クローゼットから出したタオルでそれはもう拭かれてしまっていた。
「もう少ししたらお風呂入ろっか」
「わかっ、た」
取り出したもう1枚のバスタオルで体が包み込まれる。行為が終わった後で涼の家の洗剤の匂いがするタオルは凄く心地好かった。
「今日の涼可愛かった」
「ええ…そう?」
湯船に湯が張れるまで、2人でベットに横になって。事後で幸せな気持ちで溢れていた。
だからかついうっかり。沢山言ったら意地悪されるのは目に見えているのに行為中ずっと思っていたことを改めてまた口にしてしまった。
「今日、意地悪してこなかったし、甘えてくれたし…声いっぱい出て凄い気持ち良さそうで、ずっととろんってしてたし…」
「……忘れて」
「え」
可愛かった所を言っていってたら涼にそこの記憶を今すぐになくせと言われてしまう。何で、嫌だそんなの。ずっと覚えとくから。
涼は余裕が本当の本当になくなったら一周回って意地悪も止めて、激しさもそこまでなく、代わりに可愛くなる。こんなの誰が忘れてやるもんか。俺だって涼可愛がりたいって思うときはあるんだからな。
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