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自分が原因だとは認めようとしない涼。どうしても俺が期待していたことにしたいらしい。が、俺が悪いことにされるのは納得いかなくて、こっちも退かずに涼のせいだと訴え続けていると、3度目くらいに認めてくれた。「そんなつもりはなかったんだけど」っておまけ付きで。
「ふふ…、まぁでもどっちにしろ俺を意識してくれてた、ってことだよね」
「んや…っ?!」
「俺が期待してしまうな、それは」
腹に、変な感触。涼の腹でもなく、足でもないそれはすぐ、涼の股間にあるモノだと気づき、押し付けられるソレに顔が熱くなる。それに加えて乱れてるときに似た色気のある声。
これは…もしかしなくても…そう言うコース行き?
「りょっ…?きょ、えっち…すんの…?」
「駄目?」
「だめじゃないけど…」
ただ心の準備がまだで?
だって、俺あんな色気駄々漏れの涼としたら持つ自信がない。
クーラーが効いてきたお陰でやっと涼の熱っぽさが収まってきた気もしなくはない。この状態を保って情事中それが爆発することはないと思いたい。
「…昴流がリードする?」
「え、それは大丈夫…」
俺が前涼に触るのを楽しんでいたのもあってか、あれ以来最後とまではいかなくても何度かした行為中、数回同じことを聞かれたことがある。あのときは確かに、涼の反応が可愛くてノリノリでやれたけど、あれは時と場合による。そして今はその時じゃない。自分がリードするほどの積極性を出せない自信がある。
「ふふ、そう?じゃあ俺がするな」
「ゃ…っ?」
ちゅっ、と俺の頬にキスすると、涼は起き上がって俺の視界から消えてしまったので、体の向きを変えて涼を追う。
俺の腰辺りまで後退った涼は、俺の足を開かせて自身はその間に入っていった。そして、俺の足を持ち上げ、自分の目の前にきた俺の足を撫でる。記憶上は初めてされた愛撫の仕方に、続きに何が待ってるのか分からず涼を見つめていると、涼はかぷりと、親指を口に含んだ。
「ひ、ぁ…っ?!そ、なとこ、やめ…っ!」
「ん…、何で?昴流の足可愛くて興奮する」
「ぁん…っ?!」
驚いて逃げようとすれば涼が俺の足を掴み、俺に見せつけるように足の裏を舐めあげる。誰もが足の裏は弱いと思うが、そんな場所擽られることはあっても舐められるのは初めてで、むずむずした感じと、熱くて、弾力のあるものが這う感触に、ぞわぞわする。
「昴流足何センチなの?」
「に、24…」
「ふふ…かぁわい。俺と4センチも違うね」
「う…」
身長の次は足のサイズを弄られてしまった。お前にとっては俺なんか米粒みたいに小さく見えてるんだろうけど俺は決して小さくない…と思いたい。24cmの靴なんてメンズで中々売ってないのが難点だなんて俺は知らない。それは現実じゃあない。
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