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訳もわからず涼に流され、ものは試しとその、『しっくすないん』ってのをすることに?なった…みたい?
涼は俺の顔の横辺りに移動すると、俺の手を握ってきて。そんで、俺の右手にキスをしてからその手を自身の股間の方へ誘導した。涼が何をしたいのかは分からないけど、これは『触って』って意味なんだろう、恐らく。
「っふ…、」
服の上から涼のを包んで、形に沿って手を上下させる。そうしたら涼の足がぴくんって動いて。
…これが、しっくすないん?いつもと変わらない気がするんだけどそう言うもの?
「ン…、昴流、俺の強く握ったら駄目だよ」
「え、どういう意味……っ、ァん…?!!」
力加減なんて何かない限り間違えることないとないと思うんだが、変な忠告を受けた。その意味を問おうとし口を開いたその直後、涼の顔が俺の股間に埋まった。
「な、な…、っ?!」
涼が触ってくるなんて思いもしなくて、驚きのあまり言葉を失う。今日は驚いてばっかだ。強く握るな、って"驚いても"強く握るなって意味だったのか。最初っからそう言って欲しい。
「ひゃ、ぁ、あ…っ」
「…ん、勃ってきた」
唇でむにむにって揉まれて、服越しにかかってくる吐息が熱くて。すぐに反応を見せだした俺のを涼がその変化を確認するかのように撫でてきて。
「ほぉら、昴流。シックスナインなんだから俺のもちゃんと触って?」
「きゃっ…っ?!」
俺が涼のから手を離して与えられる刺激に身悶えていると、涼が俺の手を握って自身のにまた誘導した。
涼の言い方的に『しっくすないん』ってのは触り合いっこ…ってことなんだと思う。それって何回もしてる気がするんだけど…体の向き?とかの違いだろうか。互いに逆向きになるのは初めてかも。
「ふぁ、んっ、ふ…、」
声を出してしまえば、快感に流されて手を止めてしまいそうで、出そうになるものを抑えながら、涼のに触れる。
勃ってきた涼のは服の上からじゃあ苦しそうで。
そう言えば前服の上からやり過ぎてしまったんだった。あれ目のやり場困ったから、今日は早めにズボンと下着をずらしてやる。
「ぁ…っ?」
露になった涼のに、かぷり、と痛くない程度に甘噛みする。驚いたのか少し高めの声が出て、俺のに触っていた手が止まる。その反応が可愛らしくて、胸が高鳴った。
でも、少し違和感。
それは時間が経てば経つほどに、互いの気持ちが昂って行くほどに、大きくなっていく。
何か、違う。何故か涼に触れてても、涼の可愛い反応を見ても、あまり幸せな気持ちにならなくて。
涼に触られて気持ち良いのに、いつもほどじゃなくて。この体勢になる前の方が、ただ足にキスされたり、舐められたりするだけだったけど、気持ち良かった気がする。
「りょ、ぉ…」
「ん…、?」
「これ、嫌…」
涼の反応を見ているのは楽しいけれど、それなら今までの方が楽しい。同じ触り合いっこでしていることはそう変わらないのに、触り合ったことは何度もあるのに。この行為には虚しさすら覚えて。
自分でもわからないけれど、気乗りしなくなって、涼の腰に抱きついた。
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