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「ぁ、…あっ、」
「っ、ン…、このローション前よりも絡み付いてくる、ね…動きやすいし、…っ気持ち良い」
涼の口から熱い吐息が零れる。涼のを受け入れてるそこからは、普段ならもっと激しくなければ出ない程の、ローションが泡立つ音が鳴っている。それは少し恥ずかしくもあるんだけど、涼も気持ち良いって言ってくれてるから我慢、する。
「っ、はぁ…、凄いな。持っていかれそう…」
「っ、ぁあ、ぅッ…?」
ふるり、と体を震わす涼の表情は既に切なそうだ。
ローションが変わって動きやすくなった分、快感を感じ取りやすくなっているんだろうか。
…それもあるんだろうけど、何だろう。最近涼敏感になった…よなぁ?キスするときが一番そうだな、って思うけど全体的にさ。初めてした時とか意地悪で、全然声出さなくて、イく前後以外では顔にもあまり出なかったのに。最近は余裕なく甘えてきてくれたり、受け身になってくれることも多いし、声は前に俺が出して出してと言ったのが効いたのか出してくれるようになった。そんで、行為が始まってすぐでもとろんってしてることもあって。
…あ、そう思うとちょっと、嬉しいかも?
俺みたいに感じる部位は多くなくても、少ない箇所で快感を得やすくなってる涼の体。大好きな人が、自分で気持ち良くなってくれているのなら、反応が薄いより、濃いほうが嬉しいに決まってる。
「っ、く…?」
日々の意地悪の仕返しという意味も兼ねて、感じている可愛い涼をもっとみていたくなった俺は、きゅう、と後孔に力を入れてみた。そうしたら、涼の体はビクリと跳ね、動きが止まった。
「っ、ぁ…っ…、ッ」
まさか動かなくなるとは思ってなかったから、やり過ぎたかと思って涼の顔を覗いてみた。そうしたら、イきそうな刺激に耐えている、そんな表情をしていてどきりとした。
涼が、すごい可愛い。あ、俺今Sの気持ち分かったかも。これは意地悪したくなるかもしれない。…後が怖いから程々にしないと駄目だけど。
「ちょ、っと…すば、…ッ、ぅ…」
ちょっとした悪戯心でもう一度涼のを締め付けてみる。そうしたら体がびくってして、俯いてしまった。
「…かわい」
その反応が可愛くて、胸の辺りがむずむずした。もっと意地悪したい気もするけど、やり過ぎたら怒られちゃうからここまでにして。ごめんね、って謝る代わりに涼の腰を屈ませて、頬にキスをした。
「…最近の昴流ちょっと意地悪だよね」
むっすりとした声。これ拗ねてる奴だ。うーん…言われてみれば最近、涼の反応が可愛くなってきたのもあって意地悪すること多かったかも?でも仕方ない。俺だって感じてる涼の姿を一杯見たいんだもん。
「かわいいから、つい…」
「…そんなことして許せるのは昴流位だよ」
涼の反応が可愛いからついついしてしまうんだと言えば、困った顔をして笑いながらそういわれた。
まぁ、確かに。琉生とか兄貴が悪戯したら怒りそうだな。俺だけがして良いって凄ぇ優越感?2人には「俺らは別にそんな特別要らない」って全力で拒否してきそうだけど、特別は特別だ。
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