アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
、
-
「ぁぁ…っ、椿ぃ…っ」
「ん?」
「も、イきそ…っ、ぁ…、」
グチュ、ニチュと卑猥な音を鳴らしながら、ナカを掻き混ぜるように暴れるその指。
先から前立腺をゴリゴリと押され、腰の痙攣が止まらず、カウパー液が俺のからはぽたぽたと零れ、シーツを汚す。
絶頂が近づくにつれてシーツを握っている手に力が加わっていった。
「っぁ…ぁっ、イく…イく…っ!」
「…っふふ、かわいー…」
「あぁ…ッ、?」
もうすぐでイけそうだったのに、椿の指が抜けて行く。
物足りなさに蕾がヒクヒクと収縮を繰り返した。
「な…んで…俺、イきた…っ」
何で止めたんだと椿に視線を送って、俺とは違い乱れていない服を引っ張った。
そうすれば椿はクスクスと笑いながら自身のズボンのチャックを下ろしていく。
「指でイかれても良いけど、やっぱ自分のでイかせたいじゃん?」
「あ…」
下着の中から現れた凶器。
それは、思ってた以上に大きかった。それじゃあ俺のが小さいって言ってもおかしくないな、と思えるレベルで。
これが入ってくるのだと思うとゾクリと背が震えた。
その凶器が蕾に宛がわれる。
入口に触れたソレに待っていたと言わんばかりに蕾は中に誘うように吸い付いた。
「…こっちも誘惑上手。挿れるよ」
「っぁあン…」
ゆっくりと質量のある熱いものが奥へ奥へと入っていく。
今までにない圧迫感。存在感のあるソレにより、その行為に意識を向かせられる。
椿のが入っていく感覚に神経が集中し、お腹の辺りが熱くなって体全体に広がっていった。
それは、とても、とても熱く。火傷してしまいそうだった。
「つば…っ、つばきぃ、…っ!」
「…ん?痛い?」
「怖い…っ椿、怖いぃ…ッ」
"熱"が怖いと初めて思った。
その位、椿がくれるものは今までのものと違っていた。
氷を溶かすどころか昇華してしまう位に、それは熱くて、熱くて――…。
"愛され"てする行為がこんなにも違うだなんて思ってもいなかった。
許容範囲外、予想外。
今まで何をしても一杯まで満たされることはなかった心に溢れる位の"幸せ"は自然と恐怖の対象となってしまった。
これ以上されたら、その"幸せ"に溺れて壊れてしまいそうだったから。
「"幸せ"過ぎて怖い…!」
こんな思いを自分が抱くなんて誰が想像出来たことだろう。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
79 / 1113