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直後、静寂が訪れ遅れて椿の口からはぁぁ、と深い溜息。
「気持ち良過ぎての次は幸せ過ぎてと来たかお前は……」
「……?」
俺は思っていることを言っているだけで、そんな反応をされる意味が分からなかった。
椿の反応にきょとんをしていると、椿は自身の髪を掻き上げ目が合ったその刹那、ドキンと俺の心臓が跳ねた。
ワックスでもつけているのか、オールバックになって目に僅かに掛かっていた前髪は無くなり、良く見えるようになった、興奮を抑え切れていない男の人の目。
猛獣に獲物として狙いを定められたような気分になった。
「ほんっとう…男を…"俺"を煽るのが上手いなお前は…!」
「ーーッ゛ぁあァァーーー…ッ?!」
椿は俺に動くのうの字も言わずに俺の腰を持って一気に奥まで凶器を挿し込んだ。
奥深くを突き刺され、全身に今まで味わったことの無い強さの電流が駆け巡った。
俺の口からは悲鳴にも近い喘ぎ声が出て、感電した体は痙攣を繰り返して。限界が来ていた性器からは勢い良く白濁したものが灰色のシーツに向け飛び散った。
「っふぇ…っ?!ま…、!!」
「待たない」
余韻に浸る暇も与えず、椿はピストンを始め容赦無しに奥まで何度も何度も突いてきた。
丁寧にも、前立腺も一緒に擦ってきて。
挿れられるだれでも嗚呼だったのに…!
イった直後で敏感に快楽を拾ってしまう今、こんな事をされたら本当に壊れてしまう。
「ぁ…っあ、ァア…っやめ…りょ、ぉ…ッりょう…ッ!!」
「逃げんなよ昴流」
「ひ、ぁぁ…っぁ…ぁあんッあっあっ、あぁぁぁ…っっ!」
その快楽から逃げようとするのを椿は許さず、腰を引く度に逃げれないと分からせるように奥を突かれた。
俺の口からは飲み込み切れなかった唾液が、性器からはダラダラと蜜が零れ落ちていく。
「こわれちゃ…っ、おれ…りょ…ッぁ、ん…っぁ、ぁあ…ア…っ!」
「壊れちまえよ。俺無しじゃ生きていけれねぇ位に」
「ァぁ、ぁっあ、あ…ッやだ、やだぁ…!らめ、らめ…っ」
気持ち良過ぎて、"幸せ"すぎて頭の中がぐちゃぐちゃになる。
それが怖くて止めて欲しいのに、椿は動きを止めてくれない。
まるで自分に"愛される"ことがどう言うことか俺の体に刻み込むように、腰を動かすのだ。
「怖いッ、りょう…怖いぃ…っ」
「っは…、俺言ったよな?"暑い"って言わせるくらいにお前を愛す…ってよ。忘れたとは言わせねぇぞ?」
「忘れ…っぁ、忘れて、ないからぁ…!」
「つまり"こう言う"事だ。お前が俺に溺れちまう位に…俺以外考えれねぇ位に愛してやるよ。…それが俺の愛し方だ」
ーだから逃げんじゃねぇよ?ー
「昴流、愛してる」
そして、2度目の絶頂。
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