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下着をずらして、それを取り出す。
濡らしてないと痛いから指を舐めて濡らしてからソレに触れた。
「ふ…ん…ッ…は、」
次第に反応を見せていく自分の性器をグチュグチュと音を立てながら扱く。
あまりしたことの無い行為でやり方が今一分からず、どうしても動きはワンパターンになってしまう。
広い理科室に俺の喘ぎ声と、水音だけが響き、やけにそれらの音が大きなもののように錯覚してしまう。
2人で居るはずのこの空間で乱れているのは俺だけで、涼は表情を崩すことなく俺が自分のを慰めるのを見ていた。
その現状に羞恥を覚え、涼を見ないように、1人でやっているのだと言い聞かせるように強く瞼を閉じた。
「…昴流あんま慣れてないけど自分でしないの?」
涼の存在を頭の中から消そうとしていたのに声を掛けられ、顔が熱くなる。
頼むからもう声を掛けないでくれ。そんな意を込めながら、コクコクと頷いた。
「…へぇ」
その答えに、口角を上げる。
けれど、俺が慣れていないからと言って止めさせてくれる訳ではないらしい。分かっていたが。
座っていた実験用の机から降りて、俺に近づくと、どう言う訳か俺のに触れてきた。
「かーわい。ぐしょぐしょなのに物足りなさそうにピクピクしてる…」
「やぁ…っ」
俺の気持ちを知ってか知らずか、ツンツンと先をつついて実況をする。
それに見る見るうちに熟し、赤くなっていく俺の顔。
「俺に前された時のこと、思い出しながらしてみな」
「ふぇ…?」
「こうやって…さ」
「ひゃぁん…?!」
ぐり、と1度も触っていなかった先端を親指で押され、小さな円を描くように揉まれる。
それに視界がチカチカして、とぷんと蜜が溢れ、涼の指を汚す。
「ほら、自分でやってみて?」
「あ…うぅ…」
涼が俺の手を握り、自分のを握らせる。
涼の手に包まれながら、控え目に手を動かしていく。
涼にされたのを思い出して、真似てみるととぷとぷと液が俺のから出てきて音が大きくなっていく。
「っぁ…あん…っ…イく、イく…っッ」
俺は涼みたいに片手で出来ないから片手で竿を扱いて、もう片方の手で鈴口を弄る。
限界が近づくを自然にそれは激しさを増していった。
気持ち良くて、涼が見ていることなんて気にならなくなる程に目を瞑らなくとも行為に集中していた。
「ぁ、ふ…?」
後少し。
てっぺんがすぐそこまで来てたのに涼の手によって俺の動きを止められた。
中心に溜まっていた熱も、体中へと広がってしまって不完全燃焼で太ももを擦り合わせた。
涙でぼやける視界の中、肩で息をしながら「何で」と涼の行動を問うように涼の方を見る。
もう涼は機嫌が直ったようで、冷たい目では無くなっていて、こんな状況でも安堵する自分がいた。
例え、今の涼の表情がサディストそのもののものだとしても。
「俺は"して"とは言ったけど"イって良い"なんて言ってないよ?」
「っ、んな…」
ーそんな屁理屈…!ー
確かに記憶上涼はそんな事言っていなかった。
涼が言ったのは「自慰しろ」ってだけ。
だけどもう直ぐで達せれそうだった体に「待て」はキツイもので、行き場の無くなった熱が体の中をぐるぐると回り、俺に早く刺激が欲しいと訴えてくる。
それが耐えられなくて、早く吐き出したくて涼が着ていたシャツを皺ができる位に握って自分がこうなっている元凶であるそいつに目で助けを求めた。
それに涼はクツクツと喉を鳴らして笑う。
「お前本当快楽に弱いよな…そこが可愛いんだけど」
リップ音を鳴らしながら軽いキス。
もっと欲しくて唇を俺から舐めたら「今はだぁめ」と却下されてしまった。
涼は考える素振りを見せた後、閃いた様に、ふっ、と笑って涼の服を握っている俺の手に自分の手を重ね、優しい声音で囁いた。
「後ろでならイってもいいよ」
…と。
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