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それに涼はクスリと笑って「40点。及第点じゃあないかな」と言ってきて、視界が滲む。
俺、頑張ったのに。恥ずかしいの我慢したのに。
「…だがまあお前にしては頑張った方か…」
「…ぁ…、」
「今回は許してあげる。次はもっと可愛く言ってね?」
涼の手が頭に触れる。
許してくれたのは良かったが次、があるなんて知りたくなかった。
涼の長くてゴツゴツとした男らしいのに綺麗な指が双丘の割れ目に入っていき中に埋まる蕾をするり、と撫でる。
それだけで体は歓喜し、期待にも近い吐息が零れた。
「…良いとこ触って欲しいんだったよな?」
「っひぁ、ん……ッッ」
ゆっくりと侵入してきた指がある一点を押した。
自分では上手く触ることの出来なかったそこ。
欲しかったその刺激に待ちわびていたかのように蕾は、キュウ、と涼の指を締め付けた。
「蕩けちゃって…可愛いなあ…」
「あぅっ、ン、あっあぁ…っ、」
とんとんと内側から前立腺を叩かれビクビクと体が震える。
涼に寸止めされていたせいで研ぎ澄まされた神経が敏感に刺激を感じ、急速に絶頂の縁へと追いやっていく。
トプトプと俺のから溢れ出るそれがぽたりと床に零れ落ちた。
「りょー…っ、らめ…おれ、も…立てな…っ」
「かーわい。床汚しちゃう位に感じちゃって…机に座ろっか」
「んぅ…っ」
がくがくと足が震え、今にも崩れてしまいそうになりながら涼の腕にしがみ付く。
が、それでもずるずると内股になった足は折れ、下へと落ちて行き、そんな俺を抱き上げ机に座らせた。
俺の股を開かせると、再び涼の指が入ってきて、先よりも速く、俺の良い所を指で叩きだす。
「あっ、ふ、あぁ…っアッ、あ…ぁ」
「すっごい。ここ止まんないな昴流」
「やぁぁ…っ」
先走りが止まらないソコをつんつんとつつかれる。
そんな刺激だけでもイきそうになってしまって、ぴくん、と俺のが震えた。
「ほんとお前気持ち良いことに弱いんだから…心配になるよ」
されるがままに嬌声を上げ、ここが学校だってことを忘れて快感に、涼の手に身を委ねてしまっている思考が溶け落ちた俺に対し、涼はそんなことを呟く。
が、その言葉を理解出来るほど俺には脳に余白が無くて耳から耳へ通り抜けて行った。
「ふぁぁ…ッりょお…っ、も、俺…っぇ…」
「良いよイって」
「~…ッ?!、ふ、ぁぁ゛ぁァぁ…っ」
グチグチと音を立てながらより一層激しさを増した涼の動き。
前立腺を押し上げる様に擦られて一度達しそうな所まできていた体は耐えきれず直ぐに限界を迎え、白濁としたものが床に零れ落ち、汚した。
「はい、終わり」
俺の肩で呼吸する音だけが聞こえる部屋にその声が良く響いた。
イった余韻が濃く、頭が上手く働かなくて「ふぇ…?」何て情けない声が俺の口から漏れた。
「イけたでしょ?だから終わり。落ち着いたら帰ろっか」
涼が俺の服を整えて、俺が汚した床を綺麗に拭いていく。
それがこの"行為"の終わりを俺に教え、最初はこんな場所でと思っていた癖に、終わりだと分かればどこか物足りなく感じてしまった。
終わったのだから喜ぶべきなのに。
椿の指で叩かれ、擦られたそこがきゅんきゅんと疼いて。
気づけば涼の腕を掴んで動きを止めると言う自分でも理解出来ない行動を取っていた。
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