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「ルウちゃあああん!ごめんね俺のせいで」
「わぶ…っ」
涼と回っていると目立つ御一行と再会。それにいち早く気が付いた愁が俺目掛けてとっし…飛び付いてきた。
「…嗚呼、目赤くなってる。髪も元に戻ってるし…ごめんな。俺が振り解けれてたら…」
「へい、き…」
愁が悪いことじゃないから。愁が無事だったんならそれだけで良いよ。
因みに俺を襲ったあの人達。警察に送り届けられたらしい。
幸仁さんと吏さんはこう言うことがあったから念の為にここに残ってそれは他の人に任せたようでここに残ってる。だけど文化祭が終わったら直ぐに行かないといけない様で、折角の休みがって嘆いてた。
俺のせいでごめんなさい。
「気にしなくて良い。お前が悪い訳じゃない」
「そうだよー。まぁ。俺等そういう仕事だし自分を責めないで?」
向こうが一方的に悪いんだからと皆口を揃えて言う。
けど、俺が後ろ取られなかったらこんなことにならなかったかもしれないし…そう言われても皆に迷惑をかけてしまった申し訳なさは残る。
「つかさぁ、愁お前凄ぇ囲まれてたよな。モテ過ぎ」
「…嗚呼、それそう言う意味じゃない気がするんですよね。引っかかるっつーか…」
「へぇ?例えば?」
「そう言うよりは…俺を外で宣伝してる奴って認識っぽかったって言うか。それはついで…ですかね。あの集まり方は、流石に無いでしょう」
曰、愁はトイレに行ってついでに屋上で煙草吸って戻ろうとした所で女子の大群に囲まれたらしく、うちのクラスの出し物に対しての質問攻めになったらしい。
優さん情報ではアイドルの握手会かと思ってしまう程に群がってたんだとか。
「こんだけ人が集まってるのに1点に集中する訳無いじゃないですか」
「…あー、確かに、気になる部分ではあるな」
「まぁ、ルウちゃんが無事でいてくれたんで特に気にする必要は無いんダケド…あああルウちゃんごめんね。思い出させること言って」
「……?…あ…大丈夫」
もきゅもきゅと涼に渡されたフランクフルトを食べながら愁の話をそうだったんだ程度に聞いていると急に慌てだして謝ってこられた。
それが急だった為一瞬、何で謝られたのか理解するのに時間が掛かった。
そこまでもう俺気にしてないんだけどなぁ…。気にしてるように見えたんだろうか。
それよりも、俺が気になってるのはこのフランクフルト。
量が多いし、長いから串に刺さってる下の方が食べにくい。半分に切って欲しかった。
アンケート求められてたら絶対俺文句言ってる。
「…ルウちゃんをえろい目で見るの止めてくださーい。ベタすぎるんだよ糞が」
「馬鹿か?ベタだから良いんだろ?」
「んむ…?」
食べるのに苦戦していると、愁が涼に軽蔑の眼差しを向け何故か始まってしまった言い合い。
え、えろい…?ベタ…?
あ、あー…。
理解するのに数分の時差。
きっとあれだ。く、咥えてる…ように見えるとかのあれ。
涼はこう言う所でも変態な妄想しかしない。
俺がお前に言いたい。馬鹿って。食べにくくなったじゃねぇか。
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