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テストが終わってから1週間後。
その日にテスト結果が貼り出され、結果を確認する為に愁とそこに足を運び、自分の名前を探した。
いつもは見ない貼り出し。そう言う目的でここに来たことすらなかったから結果の見方が分からず名前を探すのに苦戦。
「あー、ルウちゃんあったよ」
「ん…?」
「1位、流石~」
愁が指さすのは総合順位らしい1番上貼られたに紙。
その1番右側に、俺の名前があった。
その隣には愁。
ちょっと見ただけでこれなんだからやっぱ愁は色んな意味で化け物だ。
「お前の頭の作り気になる」
「照れるー」
褒めてねぇよ。
「いやぁでも流石だね。今回の糞簡単だったけど本当に取っちゃうんだもんなぁ。勉強した奴糞惨めぇ」
こんな時でも、必死に勉強したのであろう、3位以降の人達を嘲笑するのは忘れない。
まぁ…うん。俺も簡単だな、とは思ったけどな。お前は寝てて簡単だって言えるんだから凄ぇよ。
しかも復習って言ってもパラパラだけだぞ?
こいつの脳の構造冗談抜きで気になって仕方ない。
「…さぁて、1位を取ったルウちゃんは椿にご褒美にナニしてもらう予定?」
「っ、ふぇ…?!」
がっしりと尻を鷲掴んできたそいつ。
ズボンの上から肉を上げるように揉んで離したり。
『何』のニュアンスの違いをはっきりさせるかのような手つき。
「ば…っば!んなのしてもらうつもりない…!!」
「ええ…本当に?」
「ん…ぅっ、…この馬鹿愁…!!」
「あいたっ」
俺は否定してるって言うのにわざとらしくもう1度聞いてくる。
その間も俺の尻に当たる手が止まることは無い。
セクハラな言動に我慢できなくなり、愁の額にデコピンを入れた。
「はは、怒んないでー冗談だからさぁ」
ぷい、と愁から視線を逸らすと笑いながら膨らむ俺の頬をつついてきた。
冗談なら尻を揉んでるもう片方の手を離してくれ。
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