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目の前のこいつを馬鹿と言わずしてなんと言おうか。
「な、な…!」
耐えきれず、呆気なく吐精を果たしたソレ。
口の中に出してしまって慌ててボックスティッシュから1枚取ろうとした。
が、それよりも前に涼の色っぽい喉仏が上下に動いた。
「ん…、ふふ、ご馳走様」
口の端から垂れていた液体をペロリ、と舌で拭ってうっとりとした表情を浮かべる。
えろい。…じゃなくて。そうじゃない。まさか、こんなことって。
あまりのことに思考が考えるのを放棄する。
だって、こいつ俺の…の、飲んだ…。
「…は、吐き出せ…!」
「え、もう飲んだから無理」
逃避していた現実にハッと戻りティッシュを数枚取って涼の口元に押し付ける。
が、そのティッシュが取り出した目的としては使われず、涼の口元を拭いていくだけ。
…そうじゃない!
「意地でも吐き出せ…!!」
「んな無茶な…」
無茶苦茶言ってるのは分かってる。
でも、あんなの飲むものじゃない。だって、体液だぞ。
しかも唾とかとは訳が違う。
「腹下したらどうすんだよ」
「お前のだから大丈夫だろ?」
当然。自身を持って言う涼にくらりと眩暈。
何で大丈夫の基準が俺のだからなんだ。俺のも他の奴のも違いなんてねぇよ。
「愛しい人とどうでも良い人?俺が昴流のを飲んで体壊すような弱っちい体な訳ないでしょ?」
涼さん、あの。壊れる時は壊れるから。誰のでも同じだから。
本当に腹壊すかは分からない所ではあるけど…。もしかしたら本当にそうなるかもしれないじゃん。
「細かいことは気にしない気にしない」
俺が心配している傍でへらりと笑うこの変態。
…偶に涼はいい加減だ。
「…さぁ、てと…」
「ひゃ…?!」
机に寝転がる俺から中途半端に足に引っ掛かっていたズボン、下着共に完全に脱がされ、それを地面にパサリと落とす。下に身に着けているのはローカットの靴下だけになる。
涼が俺の足をパックリと広げ、閉じないように自身の身を間に挟む。
「な、なに…?」
「ん?ご褒美の続き?」
「しっ、しなくて良い…っ!」
「今止めてもお前満足出来ねぇだろ?」
蕾を優しく撫で始めた綺麗な涼の手。
意地悪く笑う彼のせいで、かあっと顔に熱が集まっていった。
「…ほら凄ぇ中熱い。分かる?欲しい欲しいって俺の指吸い付いてんの。"ご褒美"に凄ぇ期待しちゃってさ…体は素直だな?」
「うるさい…っ!」
「顔真っ赤。かわいー」
つぷんと蕾に侵入したその指を動かしながら、言葉で俺を責めて。
余計に涼にされてることを意識してしまって、恥ずかしくなって両腕で顔を隠した。
「…意地悪しすぎた?謝るから顔見せて?」
「や…」
苦笑しながら俺の顔を隠している手を申し訳なさそうに撫でてきた。
それに俺は嫌々と横に首を振って返事をする。
こんな顔見せれない。
だって、今俺絶対ヤバイ位に顔赤い。
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