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「…っだ、」
あの後の空気は最悪だった。
涼はいつも通り笑ってくれてるんだけどまだ怒ってんのが伝わってきて、昼食をとる前みたいに楽しむことはできなかった。
…で、気まずい空気をどうにかすることができないまま、買い物は終わってその気まずい空気のまま俺たちは別れてまた明日学校で…ってなるはずだったんだが。
強引に涼の家に連れてこられ、寝室のベットに放り投げられた。
「…なあ、昴流。あいつ誰」
ベットに倒れ込んでいる俺を涼が威圧感ある目で見下ろす。
あいつってのは…デパートでの一件のあいつだろう。つかそいつしかいない。
「…っ、知らねえ」
「あ?知らないわけないだろ向こうは知ってたんだから」
「…ほんとに、知らないんだ。地元の中学行く前に通ってたとこの、やつだとは思うけど…、俺高校に上がるまで愁としか居たことがなかったから…」
全く接点のない人間と3年以上会ってなかったんだから忘れるのが普通だ。
それに、当時の俺は自分の事で一杯一杯で、他人の名前や顔を覚えるほどの余裕が無かった。
「…そ、じゃあ何でお前あいつに踏まれてたの」
「色々と原因はあるけど…俺がホモだから…?」
見下してるって勘違いされた事から説明した方がいいんだろうか。でもそうしたら長くなるし、そう思って前置きをしてから簡潔に踏まれていた理由を答えた。
「ふうん…」
「…?どうしーーっ、ぁ、う…ッ゛?」
まだ納得していないような、そんな表情を浮かべながら涼の片足が地面から離れ、あの時されたみたいに俺のをグリグリと押すように踏んできた。
「……りょ、う…何…い、っ゛」
「…消毒。俺が痛みを上書きしてあげる」
「っ、や、も…っ痛い…ッ、」
泣きそうになるくらいに痛いから止めて欲しいのに、涼が止める気配はない。
何だかんだで涼は今までそこまで痛いことはしてこなかったし、俺が本気で嫌がったらやってこなかった。
…けど、今は違う。それがどれだけ涼があれを怒っているのかを俺に嫌なくらいに教えてくれた。
「…なあ、昴流。お前本当に痛いだけ?昴流の固くなってきた」
「え、ぁ、や…っ、ちが、」
涼の足の指先が、つう…、と俺のを服越しになぞった。
涼の言う通り、俺のは熱を帯び始めていてそれに俺自身が一番驚いた。
ー痛い、のに…何でこんな、ー
…そう、痛いのに、止めて欲しいと思っているのに。なのに自分のが快楽を訴えてるのを意識すればジクジクと痛みの中に熱いものを感じた。
「あいつに触られてー踏まれて気持ちよかった?」
「ッ、気持ち、よくなんかない…っ」
逆に萎えていたくらいだ。
「お前、だけだ…っ、こんな…」
痛いのが好きな訳じゃない。
なのに、俺の体はこんな痛みでさえも涼にされたものなら反応してしまう。マゾみたいに足でされて善くなって。
…こんなことになるのはお前だから。
自分がマゾだって言うみたいで認めたくない部分もあったけど、ここまで反応してしまえば認めるしかない。
「…嫌いに、なった…?」
俺がこんなのでも涼にされるのなら感じてしまうと聞いて、それを聞かされた本人は引いてしまっただろうか。…気持ち悪いと思ったんじゃないだろうか。嫌いになってしまったんじゃないだろうか。
涼が無言状態になってしまい、無性にそんな不安にかられてしまって、涼のズボンの裾を引っ張って返事をするように促した。
「…っあー…、糞…怒ってんのが馬鹿らしくなってきた」
小さく舌打ちをして、髪をかきあげながら天井に顔を向ける涼。
深くため息をした後に俺の方に顔を向け直すといつものように微笑んで俺の額に口づけた。
もう先までの怒ってる様子は感じられない。
「…お前に触ってたのすげえイラついたし、お前があんま抵抗してなかったのにもすげえイラついた。人目を気にしてんのは分かってたのに、な。強く当たってごめんな」
「ん…っ、ふ、ぁ…」
「…次はちゃんとヨくしてやるから」
俺の唇をなめると、涼もベットに乗っかって来て、俺を押し倒すと俺のズボンを膝の辺りまでずらした
「…ぁ、ん…ッ、」
「…昴流下着湿ってる。…やらし」
「っ、いわな…ぃで…ッ、」
下着越しに俺のを揉みしだかれ、きゅうん、と甘い痺れが身体中を駆け巡る。
涼に言葉でも攻められて恥ずかしくなって腕で顔を隠す。足は無意識に陰部を隠すように内股になっていた。
「すーばる足閉じたら駄目でしょ」
「ぁ、ぅ…」
涼に閉じた足を抉じ開けられ、また閉じないようにそこに涼の身を挟まれた。
下着はいつのまにか脱がされていて、上だけ着込んでいると言う不格好な姿。
「先走りやばあ……、分かる?もうぐちょぐちょ、お前の」
「ぁ…見せなくて…良い…っ!」
カウパー液を指ですくって、俺に見せるように手を広げた。
涼の綺麗な指に絡んだそれが糸を引いてて、カアッと顔に熱が集まっていく。
「…顔真っ赤。かーわい」
「ひぁ…ぁ、ン…ッ、ふぁ、」
「くく、もうイきそう?」
顔を隠す俺の腕に唇を落とすと、グチュグチュと水音をたてながら俺のを扱きはじめ、扱かれる前から勃っていた俺のは直ぐに絶頂の前までやってきた。
「っぁ、あ…、も、や…イく、イっちゃ…ぁ、ァッ」
「良いよイって」
「っぁ、ぁあ…ッ、それ、や、先…ッやぁ…っ、」
俺のを扱く手とは別の手が先端をグリグリと押したり、尿道口を引っ掻く。
元々敏感であるこそに強い刺激を与えられビクビクと体が震えた。
その刺激に耐えられなくて俺は嫌々と泣きながら首を横に振る。
「嫌?気持ちいいの間違いだろ?…ほら腰浮いてるぞ?…もっとして欲しい、…ってよ」
「ぁ、や、…あァッ、ちが…や…ッ、」
「違わないでしょ?…だから昴流が大好きなここでイってみようか」
「…や…ッ、駄目、おかし、く…なちゃ…」
「くく、なれよ」
「っァァぁ、ッッ゛、ぁ、~っぁア、」
亀頭の先端を手のひらで回すように撫で、もう片方の手でカリや亀頭の裏側を撫でられる。
だらしなく涎が垂れる俺の口からは止めどなく泣き叫ぶように声が漏れた。
「も、やぁ…ッ゛、ぁ、ぁ…ッッン、ぁあァァッ」
「…は、えろ…」
亀頭を攻められ、乱れている俺を見て涼がなめずる。熱が籠っているその声と表情にズクン、と体が疼いた。
「も、駄目…っイく、イっちゃぁァあッッ、ぁ、あァッ…ッッ~…っぁあァ…っ、ぁ、…ぁン……ッ、」
ビクンッと大きく体が跳ね、視界が真っ白になる。
体をのけぞらせて涼の手の中に精を放ち終えた後も俺の体はビクビクと痙攣を何回か繰返し、その余韻に浸った。
「…くく、女の子みたいにイってかわいー…。やってみたいことがあったけどそれはまたの機会でいっか」
「…は、ぁ…ッ、…つい、で…?」
「そ、ついで」
「…ん…、そう…」
イったばかりでうまく頭が働かなくて、返事はしたものの涼の言葉を理解をすることはできなかった。
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