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24-4
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ホテルに戻ったのが9時くらい。その後宣言通り抱かれて、もうヘトヘト。
…といったら良いのかもしれないが、何故か俺は体力だけは無駄にあり、翌日にはほとんどの疲れが取れていた。腰はちょっと痛かったけど。
今日は夕方前まで東京で遊んで、それで帰る。今日は食べ物限定じゃなくて色んな店を回っていこうかなって思ってる。
「昴流そっち頂戴」
「?ん」
昼になって、カフェで1度休憩することにし、某緑のロゴマークの店に立ち寄って、そこで注文したフラペチーノを交換したりしながらサンドイッチを食べた。
「…ふふ、昴流ここソース付いてる…可愛い」
「へ、ぁ…?!」
もきゅもきゅとサンドイッチを頬張っていると、横から唇を舐められた。
ソース、じゃなくて…普通に言ってくれ。
「嗚呼、ごめん。昴流を食べたい衝動が抑えられなかった」
「え、あ、あ…ば、ばか…ッ!」
今の俺の顔は絶対に茹で蛸みたいになってる。仕方ないだろ涼が悪い。
「昴流が照れてるとこ可愛いからついからかいたくなるんだよね。…それはそうと昴流普通に俺に飲み物渡してくれたけどそれ間接キスだね」
「へ?……あ、」
「ククッ…、気づいてなかったのかよ…っ」
どうやら昨日のはまだ続いてるようで、それを指摘されて俺の口からは言葉にならない声が漏れ、パクパクと開閉を繰り返した。
「あう…、言ったら飲めなくなるからもう言うな…」
言われなかったら意識せずに飲めるのに…。
ぷくぅ、と頬を膨らませて不機嫌アピールをするとケラケラと笑いながら俺の頬をつついてきた。
「ごめんごめん。だってお前可愛いんだもん」
「…涼のせいで飲めなくなった…」
「拗ねないで。俺のあげるから」
「同じじゃねぇか…ばかぁ…」
「…ごめんさっきの馬鹿ワンモア。録音して着メロにするから」
「…誰が言うか」
ちゃんとスマホの録音アプリ立ち上げてるやつの前で誰が言うかよ。
「…けち」
唇をとがらすな。全然可愛くね…いやちょっと可愛かったけど…。
「…ばーか」
からかわれた仕返しに残念そうにスマホをポケットにしまってる涼の耳元でそう呟いてやった。
驚いたように俺に目を向ける涼。あ、スマホ落ちそう。耳元ですんのはやり過ぎたか?
「なんなのお前無理…勃つから…」
「マジで絶倫だなお前…」
「お前が悪いさっきのは」
うーん…。やっぱり耳元はやり過ぎたみたい。
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