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「…涼、なにこれ」
「拘束プレイ?可愛い」
バッチリ充電されたデジカメをセットして録画モードにすると引き出しの方に行き、そこから出てきた黒い物体で裸にさせられた俺の手と太股、そして足首を一緒に縛られる。
撮られてるのと縛られてるので緊張してソワソワ。縛られてんのはちょっと太股に食い込んで痛い。こういうのが涼は好きなのかな。…好きじゃないとしねぇか。
「…む…SMプレイ……?」
「そうとも言う。…ああ、でも大丈夫、そこまで酷くしないから」
そこまで酷く…"そこまで"…。
多少は酷くされるかもしれないんだな。別に良いけど、お前がやりたいことするって言ったの俺だし。
「…ふふ、太股に食い込んでて超えろい…」
「ひ…んぅ…ッ、」
「大丈夫?痛かったら我慢しなくて言って良いからな」
「ん…っふ…ぅ、」
食い込みを撫でられてビク、と体が跳ねる。くすぐったいようなもどかしい刺激に耐えながらコクコクと頷くと涼が頭を撫でた。
「声抑えちゃってどうしたの?」
「だって、撮ってる…」
俺の声も残るんだと思ったら恥ずかしくて、涼は抑えないでって言うんだろうなあって頭では分かっていても声を抑えてしまう。
「可愛いなあ…、恥ずかしがり屋さんなんだから…」
ーパシャー
「は、え?」
「嗚呼、ごめん写真はこっちで撮るから」
2台目のデジカメで太股と、必死に声を出さないようにしている俺を撮られた。
写真と動画を使い分けるとは思ってなかったからちょっと吃驚。
太股はそれだけ撮って何が楽しいのか疑問だが、涼が楽しいなら何も言わない。
「あ、因みにこれでも動画撮るし、あと2台くらい同じのあるから」
「えっ」
「…ふふ、充電なくなってもこれで安心して出来るね?」
…4台持ち…。何台あるんだよデジカメ…。
「…昴流、玩具これだけで我慢するからつけて良い?」
…と、言って次に出してきたのはリングが3つ繋げられた歪な形のと、普通の輪っかになってるものが2つ。両方黒色。黒好きなのかな。
俺は玩具…と言われるやつが苦手。刺激に温もりが無くて不安になってしまうから。それを知ってるから涼はそれを使ってきたことはなかったけど…、こう言うってことはしたいのをいつも抑えてくれているのだろう。
「…良いよ、他のもして。我慢しないで?」
「え、でもお前…」
「その代わり、…ずっと側に居ろよ」
いつも我慢してくれてるなら、今日くらい俺が我慢する方になっても良いだろ?
「天使…大好き」
「…ん、俺も大好き。…それでそれ何に使うの」
「射精管理」
「しゃせーかんり…?……管理…??」
「前輪ゴムでしただろ。…まあ、輪ゴムより太いし痛くないから安心して」
…嗚呼、あの涼に意地悪されたやつ…。
本当はこういうの使うのか…。変な形だ。
「ぁ、ん…っ、冷たい…」
「ゴムじゃねえからな、少しだけ我慢して」
金属のやつを根元につけられる。竿にはプラスチックの2つの輪っか。手慣れてるからこういうのを使ったことが何度も有るのかな。
涼が他の人にこういうのを想像したらモヤモヤして、聞くつもりじゃなかったけど気づいたら聞いていた。
「あるよ」
ーあるん、だ…ー
いや、涼はもう大人。俺と年も離れてる。そういう経験があるといって何も不思議ではない。分かっていたけど聞いてちょっとショック。
「でも、使うのを我慢したのはお前が初めて。…この意味わかってくれる?」
…俺が、初めて。
我慢したのが俺が初めて…。俺のことを大事に思ってくれてるって自惚れても良い?…本当に、そうなら俺嬉しすぎて、死んじゃうかも。
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