アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
、
-
何だかんだで時間内に作り終えることが出来たが、1時間とは思えない濃い時間に疲労感が半端ない。
まさかこいつらがこんなに出来ないとは思ってなかった。
「男なんてそんなもんだ」
「そーそー」
「あの、俺も男なんだけど」
男でも料理できてますけど。つか、男子の全員が壊滅的に料理できない訳じゃないと思いますけども。
「狼城はあれだ。…あー、もう女子なんだよ…」
少し考えて言われたそれに思わず殴りそうになった。
ふざけんな。どっからどうみたって俺は男だろーが。
「いやでも実際…、嗚呼、悪かった。悪かったからむくれんな、な?!」
「はははっ、ルイちゃんがルウちゃんを怒らせたー」
「…んぅ…、」
吉柳には頭を撫でられて、それを見て愁がゲラゲラと笑う。
それにぷい、とそっぽを向いて怒っている素振りを見せれば2人揃って謝ってきた。…ちょっと面白いかも。
面白かったから女扱いしたの許してやっても良い。今回だけ。
「……ルウちゃんが目覚めちゃったら俺泣くんだけど」
「狼城は今のままで良い」
「…あ?何の話だ」
俺何にも目覚めてねえけど、何お前ら泣き真似してんの。意味わかんね。
「ルウちゃんが椿化するのを想像すると…嫌だ全然可愛くない」
「あっ俺頭痛が」
「何なんだよさっきから」
泣き真似の次は頭を抱えだした2人。俺の方が頭を抱えたい。涼化って何。お前らの言ってる事が理解できません。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
371 / 1113