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「りょー…?これ…」
「んー?ふふ、可愛いよ」
「や、そうじゃなくて…」
涼の唇が離れ、何故か涼は立ち上がってベットを離れていく。
1分位して寝室に戻ってきた涼が持っていた何かを首元にカチャカチャと音を鳴らしながら付けられる。
俺、何付けられた…?
「今日昴流はワンコね」
「わん、こ…?」
「前言っただろ?ペットプレイ面白そうだなって」
「…んん…?」
…言った?…言ったような気もしなくは…。え、ペット?ワンコ?…まさか、首に付けられたのって…。
「首輪。…まあ、本当はそれっぽいチョーカーなんだけどね」
チョーカー…嗚呼1年の文化祭の時につけたあれか。
まじ物の首輪を付けてたら殴ってたところだったけどアクセサリーなら…良いか。
「あ、尻尾忘れてた」
どうせなら忘れてほしかったそれを求め、再び立ち上がり、懐かしい、1度使ったことのあるそれとローター、それからローションを手に持って戻ってくる。
「…え、りょお…?…ぱんつ…」
「エロイからそのまま」
「ふえ…っ?」
下着を横に引っ張ってずらしただけで、脱がすことはせず、そのままローションを自分の手に垂らす。
…まさか、今日穿いたままするなんて事…無いと思いたいけど涼ならしかねないな。
「…いたいんだけど」
「そんなこと気にしないくらいにヨくしてあげる」
「んぅ…っ、ひぁ…ぁ」
つぷん、と涼の人さし指が入って来た…と思ったら涼が直ぐに指を抜いて、そしてまた入れて…と繰り返し、蕾を解していく
たったそれだけの刺激なのに、腹の辺りがきゅんきゅんして、腰が浮いてしまいそうになる。
……何だろう。何か…
「昴流今日いつもより感度良くない?」
「へ……?あ、う…」
自分でも若干そんな気がしていた事を指摘されてぼぼぼ、と顔が真っ赤に染まる。
「嗚呼…先週我慢させちゃったんだっけ…。溜まってたんだ?」
「ち、ちが…」
違うと思いたい…けど、これが溜まってた、ってことなんだろうか。そう思ったことがないから、俺にはこれの原因が分からない。
…けど、涼の言う通り、もしかしたら体は涼の事を欲していたのかもしれない。
最後にしたのは2週間前。"たった"2週間なのに気付かない内に欲求不満になってた…なんて涼は嫌がらないだろうか。
だって、何か…、前はこんなこと無かったのに、これじゃあ涼とのセックスに依存…してるみたい、っていうか…。
「…毎日」
「ふえ…?」
「俺は毎日昴流のことこういう風に触れたいって思ってるよ」
俺の思っていたことをまるで超能力みたいに何も言わないでも読み取ってくれて、よしよしと俺の頭を撫でながら優しい言葉をかけてくれる。
「まいにち…?…毎日えっちしたいの…?」
「そー。だってお前可愛いんだもん。…昴流は厳しすぎなんだよ"普通の基準"が」
「ん…そう…?」
「嗚呼」
厳しい…のかな。自分ではそんなつもりないけど涼から見てそう思うなら、そんなところも有るのかもしれない。
かといって、気を付けてたら直るような物でもないと思うけど…そっか。変じゃないんだ。
それだけ分かれたんなら、後は良いや。
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