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最初にされたお願いは『俺に奉仕して』。フェラ、と言わずにそういう辺りSが入ってると思う。
「昴流だーめ」
「…あ?」
涼のズボンのチャックを開けようとスライダーに指をかけると駄目出しを食らう。
止められた理由が分からず、首を傾げる。
してって言ったのお前じゃんか。
「手は使ったら駄目。昴流は今ワンコだろ?」
「…設定に拘るな」
「だって、可愛い昴流が見たいんだもん」
「…嗚呼、そう……。…でもどうやってすれば良いの」
手が使えないのにどうやってチャックを下ろせば良いんだろうか。…もう脱がさずにズボンの上からするのか…?…それは流石にねぇか。
「有るじゃん。昴流の可愛いお口が」
「ん…、」
ふに、と涼の指が俺の唇に触れる。
…口でズボンと下着をどうにかしろってことですか。
「…時間かかっても怒るなよ」
「良いよ、ゆっくりで」
「…1時間かかっても?」
「1時間も苦戦する昴流可愛い。それだけで俺イけるカモ」
…大丈夫そうだな。
「…ん…」
ズボンと重なって邪魔なシャツをくわえて涼の肌が少し見えるところまで上げる。
舌で押したり、布を噛んで、引っ張ったりしてズボンのボタンをまず取って、チャックの方へ。
ここまでは簡単だったけど、チャックが難しい。
スライダーの引手の所をまず立てらせないといけなくて、それが中々上手くいかない。
苦戦すること10分弱。なんとかファスナーを開ける事ができた。
次は、下着。下着の方はただずらすだけだから2・3分かかったけどチャックほど時間はかからなかった。
「良い子。頑張ったね。ご褒美」
「…っひ…?!ぁ、あぁ…っ」
カチカチッ、と涼が手に持っていた何かから音がして、中に埋められていたローターが震え出す。
「ふぁァあ…っ?!あっ…ぁぁっ」
「当たった?」
「んっ、ひぅ…っ、あああっ、らめ、や…っぁ」
急な刺激にきゅうっ、と尻に力が入り、それによりローターの場所がずれて前立腺を刺激するように震える。
振動はそこまで激しくないけれど、緩いとも言えない…が、ソコに当たるとすぐにイってしまいそうな位の快楽が襲ってきた。
「やら、やぁぁ…っあっあ、ア…ッ」
「すーばる。ほら楽しんでないでこっちもして」
こんな状態で続きなんて、無理に決まっているのにペチペチと性器で頬を叩いて催促をしてくる。
それに出来ない、とふるふると頭を揺らす。
「…へぇ…」
「ひっ…ぁ、あっや、る…っちゃんと、んぁぁっ…、ちゃ、とするからぁ…っ」
ローターを操作する奴を持っていた手が動くのが見えて、振動を強くされると思った俺は涼のシャツを引っ張って止めてとお願いする。
それに気分を良くしたのか、スイッチを手から離した。
「良い子良い子」
そういって、優しい手つきで撫でてくる裏には、「俺の気が変わらない内に早くしてね」という意味が込められているような気がした。
気のせいなのかも知れないが、涼ならそう言ってもおかしくはない。
涼の気が変わらない前に…と、乱れた呼吸を少しだけ整えると、薄く開いた唇の中から舌を伸ばしてチロリ、と涼のを舐めた。
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