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「ルウちゃんちょっとだけど肉つき良くなったね」
「ん…っ、そう…?」
「うん、それでもまだ細いけど」
もにゅもにゅと俺の腹を揉んで2週間の成果を確認される。体重はあまり変わってないけど、少しは変化があったみたいだ。
「昔はさ、筋肉ついてたけど今よりももっと細くて腰なんかすっごく薄くて折れちゃいそうだったよね。酷いときは俺が何か言わないと食べてくれなかったしさ」
「そうだっけ?」
「そうだよ。人の体気にするよりも前に自分の体を気にしろっつーの」
「ご、ごめん…」
俺そんなに食べてなかったかな。食べてるつもりだったんだけどなあ…。
まさか愁にも涼と同じようなことで怒られるとは。…自分が思ってた以上に食生活が酷かったらしい。
「俺ルウちゃんと身長同じくらいだけど体重70近くあるからね」
「……えっ」
「あっ、俺は82キロ」
「………え」
「ルウちゃん!ルイちゃんは身長高いしバスケしてるから!筋肉!」
…筋肉と身長分考えても重くね…?80kg代って太ってないと無理だと思ってた。スポーツマン体型ってやつか…?
つか、愁。俺と5cmしか違わないのに20kgも違うって何事。…お前も筋肉で体重が増えてるのか?
2人のお腹の辺りとペタペタと触ってみると俺より固かった。他のとこも俺よりある…。
「…俺筋肉つけようかなあ…」
「ルウちゃんは今のままで十分だよ。ムキムキになっても可愛くない」
「それよりお前はちゃんと食べろ」
「そーそ。言っとくけどルウちゃんが軽すぎ。俺ら普通体型。もうこれ以上痩せないでね」
「心配になってきたから俺も先生の計画に参加するわ」
「え…」
何で皆参加すんの…?涼から始まり兄貴、愁、兄さん、父さん、優さんと広がりその次は琉生かよ。どこまで広がっていくんだろこれ。
「お前が心配なんだよ」
「1週間であんなに体重が落ちたらねー…。ルウちゃん胃ちっさいし太りにくい体質だから平均的になれとは言わないけど…」
「せめて元に戻ってくれ」
「倒れちゃうよ?」
…何か、皆が俺の母親かなんかに見えてきた。
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