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尻が零のを覚えてしまってる…とか、擦りつけられて反応してしまってる、とか。全部夢であってほしいが、それらが現実であると俺に突きつけるように動く零の腰。
「愁、もう挿れて良い?」
「ひ、ぅ…っ?!」
「ふは、ビクッてしたかぁわい」
こんな状況で寝れる訳もなく、さっさと出せよと念を込める。俺の性格上前言撤回なんてしようと思わない。
そうやって俺は寝ますって態度を続けていたら左耳を舐められて、耳元で囁かれた。ピチャピチャとわざと水音を立てる零の舌。聴覚からも刺激され、快感に体が震えた。
「にゃんこ、駄目?」
「…駄目。俺寝てぇし」
「そう、続きするな」
「は…っ?え、ちょ…」
俺に聞いたのは何だったのか。俺は駄目だと言ったの下着を下げると言うに真逆の行動をする零。下着から出された零のは相変わらずでかかった。
ソレを尻に当てられ、直に感じる零の熱。
俺が抵抗しようとも、俺よりも力の強い零はそんなのお構いなしに挿れようとしてくる。
零は分かってるんだ、俺が本気で抵抗してないってこと。もしそうなら俺が殴ってるってこと。だから俺の意見を無視して行為を続けようとする。
「クク…、愁顔こっちに向けろよ」
「……俺寝るし」
「じゃあこっち向いて寝ろ」
「嫌だ。…っ」
ずっと人形に顔を埋めてる俺に人形から顔を出せと俺の頭を撫でながら要求されるが俺の答えは拒否。
そうしたら体の向きが強制的に変わって、驚いて力が緩んだ隙に人形を奪われた。
「俺にくれたのそうやって抱き締められたら妬くんだけど」
ぬいぐるみは零の腕の中。
よく見えるようになった、俺に覆い被さる零の顔。興奮してギラついてる目。これから抱かれるんだって、その目を見るだけで俺の本能が直感的にそう告げる。
零の色っぽい表情とその目のせいで顔が熱くなった気がする。
「愁顔真っ赤。まだ下は慣れねぇの?」
「当たり、前だろ…っ!後ろからの方がまだましだっての…」
そっちの方が零の顔を見なくて良いし、抱かれてることをあんま意識しないで済む。
それでも零がいつも選ぶのは、俺のそんな願いを無視しての向き合ってのセックス。
「悪いな、俺バックより正面の方が好きなんだよ。そっちの方が愁チャンの可愛い顔見やすいだろ?」
「まじ、で性格悪ィ…っ」
「優しいって言ってくれよ」
腕で顔を隠そうとも零の大きい手が片手で俺の両手首を纏め、どかす。その手のでかさはずるい。俺に勝ち目なんかない。
どこが優しいんだどこが。優しいと思うなら俺の言うことを聞いてくれ。
「耳まで赤い。かーわい」
「…ぁ、だから耳は…っ」
どうやら耳まで今俺は赤いらしく、露になった俺の顔を見て、ニィ、と笑った零が開いている方の手で俺の耳を撫でた。そこ、嫌だって言ってんのに。俺の抵抗が遅かったのか零は俺が感じるばかりを触って来た。今度は幾ら俺が抵抗しても止めてはくれなかった。俺の、これから挿れられることに対しての緊張を解すみたいに。
「愁、挿れてい?」
「…っ、」
耳を愛撫しながら耳元で囁かれたそれ。色気のある零のその声に、神経が耳に集中していたせいでビクリと過剰に体が跳ねてしまった。
「…っぁ?!れ、待っ…」
「悪い、もう待てねぇ」
俺が返事を出さないでいると、急に俺の中に侵入しだしたソレ。瞬間、背がゾクゾクッ、と震える。
油断していたのもあって驚いて、零の胸板を押して動きを止める様に要求するも、どんどん俺の中で零の存在感は増していく。
こいつ日本語間違ってやがる。俺の答えなんて待ってないなら最初から「挿れる」って宣言しろよ。
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