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零を抱き締めてた腕に力が入る。零を思いっきり抱き締めてないと…って言うか、なにかにしがみついてないと快感で覆われていく体が耐えられなかった。
「ぁ…っあ、れぇ無理、も…っ、ぅ…ク…、」
前立腺を押し上げられ、ぶるりと体が震える。
気持ち良い。頭が真っ白になって、怖くなるくらいに、零とのセックスは今までの誰よりも気持ち良い。なのに、イけそうでイけない。尻だけでイけるようになりたいとは思わないけど、吐き出そうにも吐き出せないものが溜まっていくばかりで、余計に体は敏感になって辛いだけだ。
「…にゃーんこ。自分で触んの禁止。言ったろ?今日は最高に可愛がってやるってよ」
「~っ、も、つらい零…」
イきたくて、自身の性器に手が伸びる。だけど俺の手は零に掴まれてソレに触ることはなかった。
自分だけに感じてろってことだろうか。けれど俺は尻だけでイける自信はない。つか2度目だけどイきたくもない。
文句なんてもの言う気力がなくなった俺は、素直にそれを零に告げる。そうしたら零の口角が僅かに上がる。
「お前マジ可愛い。一回イく?」
「ひ、ぁ゛…っ、ぁ、っぅ、ンん…っっ」
自分では触れなかった場所に零の手が触れる。
限界すれすれまで膨れ上がっていたソコへの軽い接触だけでも体は過敏に反応を見せた。
「っ、はぁ、ぁ…あっ、ふ、…ッ」
「クク…、俺の手もう愁ので濡れてきた。俺の手そんなに気持ちい?」
「おま、えの…っ、でけぇから…」
「…まぁ一気に色んなとこ触れるサイズではあるな、言われてみれば」
器用にピストンのペースを落とさないまま、俺のを緩急をつけて扱く零。俺に手の大きさを指摘され、俺のを触ってないもう片方の手をぐーぱーして眺めてる。
「抱く為に作られた体?」
「男、…っに、使われてるけどな」
「ふは、それもそうだな。まぁ大体のサイズのちんこ片手で弄れるし、指結構開くから色んなとこ触りやすいし。ある意味適してるんじゃね?」
「ふ…ぅ、ぁ…っ」
言ったことを証明するように、手の大きさと指の長さを存分に活かした触り方をしてきて、クチュリ、とカウパー液が零の指に絡まる音が鳴る。これ、良いとこ一気に触られて直ぐイきそうになるから苦手なんだよなぁ。特に今みたいなもうイきそうって所まで来てるときにされんの。
零の体の構造を零が生まれる前に決めた神様って存在が本当にいんのなら、そのカミサマはまさか男相手にこの女が放っておかなそうな体を使うとは思ってなかっただろうな。
「っ、ぁ、は…やばい、それ…っ、れ…もっ、と…ゆっく、り…!」
「これが一番愁の反応良いから嫌だ」
「無理、マジで無理…っ!れ、れえ…」
零は俺が一番感じるペースを見つけたらしく、緩急をつけて俺の反応を試していた手は一定のスピードを保ちだす。
先から背中が痺れて、力む体のせいで自然と腰が浮きそうになる。零に扱かれてる俺のは見なくてももうぐずぐずになってんのが分かる。
頭の中がぐるぐるして、抱くときは残ってる筈の理性なんかなくなって、辛い、とか気持ち良い、とかイきそう、とか。零にされる行為に頭が埋め尽くされた。
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