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もう既に勃起し、濡れていた涼のは俺が濡らさなくても口の中に引っ掛かることなく入り、コツン、と先端が喉に当たる。その刺激に喉が収縮すると、涼の腰が一瞬、浮いた。やっぱり、俺が奥まで咥えた時の反応が一番可愛い。涼が受け身でいてくれて、一番感じてくれる愛撫の仕方。涼のが大きいから喉への圧迫感はあるけれど、それでも涼が感じてくれてるなら俺も気持ち良かった。
「ん、ぅ…、ふ、」
「…っァ…」
頭を動かして、唇で涼のを扱く。涼の性感帯を舌で触れながら。速くするよりも、じっくりとする方が涼は感じてくれる。
「ン、っく…上手…っは…」
涼がくしゃりと俺の頭を撫でて気持ち良いことを伝えてくる。
受け身だからなのかもしれないが、先から口数が少ないのは余裕がないのもあるのかもしれない。そう思って、視線を涼の方へ向けたのが駄目だった。
先よりも切なそうな顔。眉が下がり、紅潮して、それから瞳が快楽で少し、潤んでいる気もする。気持ち良さそうなその表情にドキリとした。感じている姿にこんなにも色気があるだなんてずるいと思う。
今がこれなら、果てる時はどんな表情をするんだろう。そう言えば、あまり意識して見てこなかった気がする。何せ下からじゃあ涼の顔は見にくいから。少し、気になってしまった。涼のイく顔ってどんなのか。今日はちゃんと見てみよう。そう思って涼の顔が見えやすい体勢に変えて愛撫を続けた。
「っふ…、昴流、イきそう…」
「んっ…!」
涼に絶頂が迫ってきたことを告げられ、律動を速くした。限界まで来ている涼の体をさらにその縁へと追いたてるように。
ピクリと涼の内股が震えて、ベットに皺ができる。俺の頭を撫でていた涼の手に力が入って、果てる寸前まで追い詰めたことを知ると、イく姿を確認しようと視線だけ涼に向けた。
「っ、も、イ…っ…~っ、ッ゛ぁァ、」
「ぅ…っ?」
そして、それは一瞬だった。俺の咥内に吐精した涼の腰がずるずると倒れ、頭が枕に沈む。
本当に短い間だったけど、ちゃんと見れた。快感で濃くなった眉間の皺、細まった目も。全部、全部見れた。
ー嗚呼、どうしようー
少し、後悔。涼の艶やかな顔が頭にこびりついて離れない。それどころか血液が沸騰しだして、涼が吐き出したソレを嚥下する行為にすらゾクゾクと背筋が痺れた。
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