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「も、りょお…っ!!」
「ん…?なぁに」
「なめ、るの…やだ…!」
それから数分。もしかしたら十数分?涼はずっと俺の足ばかりに触れて…舐めて?きて、お陰で涼の唾液が絡まったそこは、クーラーの風に当たってスースーする。
でもそれ以上に、この行為は込み上げてくる羞恥が凄まじく、耐えきれなくなった俺はこれ以上は嫌だと涼に伝えた。
「何で嫌なの?」
「だって…はず、かし…」
「俺昴流の色んなとこ今まで舐めてきたのに今更?」
「な…?!」
俺が嫌だと言えば、涼は恥ずかしがってる俺をそう笑う。な、舐めてきたって……。そうだけど、そうかもしんないけど…!そんな言い方って…!
「……嗚呼、ほら例えば」
「…?ひ…っ」
涼が突然何か思い付いたように顔に笑みを浮かべ、俺の胸に触ってくる。…嫌な予感。こういうときの涼はろくなこと考えてない。
「昴流の可愛いおっぱいとか?」
「え、お、おっぱ…ぃ…」
「嗚呼、ペニスも舐めたね」
「な、な…っ」
「首、お腹、腕、太もも、股関節、お尻、唇。昴流ってばどこでも感じちゃうもんなぁ。やらしいわんちゃん」
「あう…」
涼が愛撫したことのある場所を口に出していくのだけど、一部の単語の言い方はわざと俺が意識してしまうものを選んだ気がしてならない。おっぱい…おっぱい、って!いつもなら『胸』って言う癖に!
嫌な予感は的中だ。涼の意地悪。
「っンぁ…?」
仕返しに、先まで舐められてた足で軽めに涼の股間を踏んでやった。そうしたら思いの外涼の声が漏れてそこでまたドキリ。……って、俺がドキドキしてたら仕返しになってない。
「急にしたら吃驚するだろ…もー、足癖の悪い子」
「ご、ごめ…」
俺は決して悪くはないと思うけれど、涼の声に驚いてしまい、思わず謝る。だって、あんな声でるとか、思わないじゃん…。
「や…っ?!な、なな、なに…?!」
そして何故か急に、涼が足をがしりと掴んでくる。戸惑いを隠せない俺を放っておいて、涼は俺の足の裏に自ら自身のを押し付けてきた。え、何、何で。どうして……?
「あ、う……ゃ、」
むにゅ、と足の裏から伝わるソイツの感触。幾らソレのサイズがでかいからって俺の足よりはそりゃあ流石に小さいけど、それでもほぼ足全体に伝わる涼のモノ。服越しでまだ良かった。直だったらパンクしていた。
「りょ、これ、なに……っ?」
「…蹴ってきたから足でやってみたいのかなと思って?」
「え、ち、ちが…!」
頭の中を整理するためにも、涼に一体何をしているんだと問うてみる。涼の回答にまた驚くことになったが。
俺はそんなつもりはなかったけど、涼にはそう映ったの?…嗚呼否、違う。こいつはやられたらそのままで終わらないタイプの人間だ。仕返し基意地悪を思い付いたから実行しているんだ、絶対そうだ。
「俺も触って欲しくなった。駄目?」
「う…」
「酷い!」と非難するつもりで涼を睨んだは良かったが先手を打たれた。そんな風に言われたら駄目、って言い辛くなる。
…あ…でも。待て、待て。何で足なんだ。"手"があるじゃないか。ほらやっぱり仕返しなんじゃないか。こいつめ。俺は騙されないぞ。
俺がきーって今度は涼と目を合わせて睨んだら「ごめんって」とやっと意地悪してきたことを謝った。
「でも、触って欲しくなったのは本当だよ?」
そこは本心だったと俺に言ってくる。触ってもらいたいからと言って足でさせようとするサディストめ。
「手…?シックスナインやる?」
「し…?」
「触るなら手が良い」と言ったら、涼が良くわからない言葉を喋る。しっくすないん?何だそれは。トランプゲームでありそうな名前だな。
「…やったことないけど良いよ、やってみる?」
「え、と…」
「やってみる?」って聞かれても、俺にはそれがなんなのか分からないんですけど。『しっくすないん』って何、なんなの。
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