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「っ、はぁ…、すぅばる。暫く休憩したらシャワー浴びよっか。起きとける?」
「えっ?あ…う、うん…」
肝心の涼は全く気になっていないらしい。と言うかまず涼の目が、自身の悲惨なことになっているそこにいくことはないと言った方が正しいか。
俺が見てられないから何か拭くものは…と辺りを探してみる。と、あった。えっちする前まで涼が羽織っていたバスタオルが。
拭けるものならなんでも良い。それを掴んだらごしごしと涼のお腹回りを拭いた。
「っ、あ…?ちょ、すばる…?」
「……濡れてる、から」
「んー…?…嗚呼、昴流が出したので?」
「~っ!!いちいち、いわない…っ!!」
拭いた意図を理解したらしい涼がクスクスと笑ってきたせいで、数分前の出来事を思い出し羞恥で顔が熱くなった。確かに!確かに…!俺が出したのが、原因だけど……でも、そんな意地悪なこと言わなくても良いじゃんか。
「ふふ、昴流も濡れてるからちゃんと拭かないと」
「っ、ぅ、う…」
言わなくても良いっていってるのに「濡れてる」ってところを強調して、涼も俺の体を拭いてきた。これこそ本当に言う必要ない。
「ふふ…今日の昴流すっごいかわいかったよ」
「俺は、嫌っていったし…」
「本気で拒絶してなかったのに?」
「う…」
そうだけど!そうだけど!!!お前は今日楽しかったかもしれないけど!つーか今日はSが輝いてたから糞楽しんでたのは確定だけど!でも俺は、その意地悪をずっとされてたんだからな。潮吹き…なんて出来ればしたくない。体力使うし、気持ちよすぎてしんどいし。
「シーツびしょびしょだしね」
「な、なな…なっ」
「一杯感じて可愛いね」
それって涼のせいじゃん!!と思ったが、爆弾発言に驚きのあまり声がでない。酷い。これは不可抗力だ。
「シーツ洗わないといけないね」
「~っ、も、いじわる…!」
「あ、こら。天使ちゃん逃げないで」
そんなに、そんなに俺が、濡らしたの……強調しなくても良いのに。涼がさせた癖に。
意地悪され続けてもう限界。恥ずかしさがピークに達してベットから飛び起きて寝室を出ていく。そうしたら涼が追いかけてきて隣で「ごめんね?」って眉を下げて何度も謝ってきた。
そうやってすぐしゅーんってして謝ってくるなら意地悪しなかったら良いのに。ドSの気持ちは分からないときがある。
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